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爆発的な成長を続けているTikTokは、クリエイターやビジネスにとって魅力的な収益化のプラットフォームになりつつあります。
しかし、「TikTokで収益化」と言われても「具体的にどうすればいいの?」と思われる方は、多いと思います。
本記事では、TikTokで収益化するやり方について解説します。
併せて、TikTokの収益化を成功させるためのポイントについても解説します。
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目次
TikTokは、ショート動画の作成や視聴が楽しめる人気のあるプラットフォームですが、実際にはクリエイターにとっても収益を得る場となっています。この記事では、TikTokの収益化について解説します。
TikTokでは、一定の条件を満たすことにより、収益を得ることが可能となります。
現在、TikTokのみを使用して収益を得る手段は、LIVE配信での投げ銭機能となっていますが、企業/個人からのプロモーション案件や外部サイトへのアフィリエイトなど、TikTokを使用して収益を得ることは十分に可能です。
2022年5月にTikTokは、「TikTok Pulse」という広告収益プログラムが開始されることが発表されました。
この「TikTok Pulse」は、YouTubeのように動画が再生されるだけで収益を得ることができるプログラムで、同年6月にはアメリカで導入が開始されました。2023年6月時点では日本での導入は発表されていないものの、近い将来の導入が予想されています。
そして、「TikTok Pulse」には大きく以下の4つの特徴があります。
また、「TikTok Pulse」に先駆けて、日本国内では「ブランドミッション」が実施されています。
この「ブランドミッション」は、企業が商品やサービスをPRする目的で実施しているもので、決められたテーマに沿った投稿をすることで報酬がもらえる、というプログラムです。投稿した動画が報酬の対象に選ばれれば、YouTubeのように自動的に広告収益が付与されます。
過去には、明治やマクドナルドといった企業が「ブランドミッション」を開催し、大きな話題となりました。
ただ、「ブランドミッション」は広告主が開催しなければ実施されないためは不定期の開催となっているため、日本国内でTikTokの広告収益を安定して獲得することは、現状は難しくなっています。
出典:TikTok Pulse: bringing brands closer to community and entertainment
TikTokは、人気のあるソーシャルメディアプラットフォームとして、クリエイターに収益化の機会を提供しています。以下では、TikTokで収益を上げるための3つの主要な方法をご紹介します。
TikTokで収益化するやり方の1つ目は、LIVE配信での投げ銭です。
TikTokのLIVE配信では、視聴者が配信者に対して「ギフト」として、TikTokの内部通貨であるコインを送ることが可能です。視聴者はコインを実際のお金と交換し、そのコインをライブ配信中のクリエイターへのギフトとして贈ることができます。そして、配信者は、これらのコインを「ダイヤモンド」に換金し、それをさらに現金に換えることができるのです。
このやり方での収益化は、視聴者は好きなクリエイターを直接的にサポートし、クリエイターはそのサポートを収益として得ることができます。ただし、TikTokのLIVE配信は18歳以上のクリエイターしか利用できないという制限があるため、注意が必要です。
TikTokで収益化するやり方の2つ目は、企業/個人からのPR案件です。
これは、特定の商品やサービスを紹介するためのコンテンツを投稿することで、企業や個人から報酬を得るやり方です。具体的には、商品やサービスを使用して、その感想やメリットを強調するコンテンツを作成したり、特定のハッシュタグを使用したりする方法があげられます。
報酬は、一律の固定料金、動画の視聴回数や「いいね」数に基づくパフォーマンスベースの料金、あるいは製品やサービスの無料提供など様々で、企業や個人によって異なります。
ただし、クリエイター自身が心からいいと思っていない製品やサービスを紹介することは、フォロワーからの信頼喪失はもちろん、商品・サービスへのマイナスイメージにつながる可能性もあります。したがって、クリエイターの特徴と、紹介する商品・サービスのブランドや価値観を一致させることが重要なのです。
なお、TikTokのPR案件に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokで収益化するやり方の3つ目は、外部サイトへのアフィリエイトです。
アフィリエイトとは、商品やサービスの提供者がその販売を手助けする者(アフィリエイター)に対して、成功した販売やリードなどの成果に基づいて報酬を支払うマーケティング手法です。
TikTokでのアフィリエイトのやり方は以下の通りです。
アフィリエイトは、やり方次第では半自動的に莫大な収益をあげることも可能です。ですが、アフィリエイトリンクをクリックさせて、そこから商品を購入させることは、かなりの知識と経験が必要になります。
TikTokを通じて収益を上げるためには、以下のポイントに注意することが重要です。これらのポイントを押さえながら、クリエイティブなコンテンツを提供し、ファンの関心を引き続けましょう。
TikTokで収益化を成功させるには、フォロワーの増加、再生回数の増加、エンゲージメント率の向上が不可欠です。そのためには、TikTokの「おすすめ」に動画を表示させる必要があります。
魅力的なコンテンツの提供、一貫した投稿、トレンドへの敏感さ、ファンとのコミュニケーションを重視することでこれらを実現しましょう。
なお、TikTokのおすすめに乗る方法とTikTokのフォロワーの増やし方に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokの収益化を成功させるためのポイントの1つ目は、ハッシュタグを活用することです。
TikTokのハッシュタグは投稿内容のテーマや関連性を示すもので、視聴者が特定のトピックやトレンドを追跡するのを助けます。そのため、適切に使用することで動画の露出を増やし、より多くの視聴者にリーチすることを可能にします。
例えば、動画が特定のチャレンジやダンス、アイデアなどに関連している場合、それに対応するハッシュタグを付けることで、そのトピックに興味を持つ視聴者が内容を見つけやすくなります。
このように、ハッシュタグの活用はTikTokでの収益化を促進し、より広範な視聴者に自分のコンテンツを広めることを可能にするのです。
なお、TikTokのハッシュタグについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
TikTokの収益化を成功させるためのポイントの2つ目は、流行りの動画構成を参考にすることです。
TikTokはトレンドを追うことが大切なプラットフォームであり、これらのトレンドを上手く取り入れることで、より多くのユーザーに露出する機会を増やすことができます。
具体的には、同じトレンドの動画を投稿している他のクリエイターの動画を分析し、自分のコンテンツに適用します。しかし、ただマネをするだけではなく、オリジナリティを加えることが重要です。
トレンドのコンテンツにオリジナリティを融合させることで、ユーザーに興味を持ってもらえる動画を作成することができ、そこからTikTokでの収益化に繋げることができるのです。
TikTokの収益化を成功させるためのポイントの3つ目は、持続的に投稿を続けることです。
TikTokでは、定期的に新しいコンテンツを投稿することが求められます。これは、フォロワーの関心を持続させるためはもちろんのこと、TikTokのアルゴリズムから好評価を得るためでもあります。
TikTokのアルゴリズムはユーザーがどのようなコンテンツを好むかを学習し、それに基づいておすすめの投稿を表示します。そして、定期的に動画を投稿することで、自分のコンテンツがユーザーのおすすめ欄に表示される可能性を高めることができます。
継続的な投稿を続けることで、TikTokで収益化を実現するチャンスを増やすのです。
なお、TikTokのアルゴリズムに関しては下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokの収益化を成功させるためのポイントの4つ目は、インフルエンサーとコラボすることです。
インフルエンサーとは、特定の分野で影響力を持つ人物のことを指し、彼らとコラボすることで、お互いのフォロワーを共有し、新たな視聴者層を獲得することが可能になります。
また、自分の過去の投稿がコラボしたインフルエンサーのフォロワーによってシェアされ、より広い範囲に拡散される可能性もあります。これはあなたのブランドの認知度を高め、TikTokでの影響力を増加させます。
その他にも、特定のブランドや商品に対する露出を高めるために、企業とのコラボレーションも考えることができます。これらのコラボレーションはしばしばPR契約として形成され、収益化に直接的に貢献することがあります。
ただし、他のインフルエンサーやブランドとのコラボレーションを進める際には、自身のブランドイメージや目指す方向性と合致するパートナーを選ぶことが重要です。
なお、TikTokのインフルエンサーマーケティングに関しては下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokの収益化を成功させるためのポイントの5つ目は、定期的にアカウントの分析を行うことです。
TikTokでは「インサイト」を利用することで、動画の視聴時間、フォロワーの増加率、投稿ごとのエンゲージメントなど、アカウントを分析する際に重要となる様々な指標を確認することができます。
例えば、特定の時間帯に投稿した動画が多くのユーザーにリーチしている場合、その時間帯に投稿を集中させると良いでしょう。また、特定の種類のコンテンツがより多くのエンゲージメントを生み出している場合、その種類のコンテンツを増やすと良いかもしれません。
このように、インサイトを利用してアカウントの分析を行うことで、効果的な戦略を立てて、TikTokでの収益化を成功に導くことができるのです。
なお、TikTokのインサイトに関しては下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokでの収益化を目指す際には、他のSNSプラットフォームとの連携も重要です。以下に、TikTokとの相乗効果が期待できる3つのSNSプラットフォームをご紹介します。
TikTokで収益化を目指す際に並行して使うべきSNSの1つ目は、YouTube Shorts(ユーチューブショート)です。
YouTube Shortsは、YouTubeが2020年に導入した新機能で、最大60秒の縦型のショートビデオを作成・共有できます。
TikTokとYouTube Shortsは、動画投稿のフォーマットが共通しているため、TikTok用の動画をYouTube Shortsにそのまま投稿することが可能となっています。これにより、より多くのユーザーへの露出を増やすことができます。
また、YouTubeにはGoogle Adsenseという広告システムが存在するため、一定の視聴数とチャンネル登録者数を持っていれば、YouTube Shortsでも収益化が可能となっています。
TikTokで収益化を目指す際に並行して使うべきSNSの2つ目は、LINE VOOM(ラインブーム)です。
LINE VOOMは、LINEが展開する短編動画投稿サービスで、15秒から1分間の短編動画を投稿することが可能です。
LINE VOOMをTikTokと並行して使用するメリットは、LINEが日本で広く利用されていることにあります。多くのユーザーが既にLINEを使用しているため、LINE VOOMを活用することで、TikTok以上に多くのユーザーへ動画コンテンツを提供する機会が生まれます。
また、LINE VOOMは一定の条件を満たせば、YouTube同様に投稿した動画に広告を貼って収益化をすることができるため、TikTokよりは簡単に収益化を達成できます。
さらに、LINE VOOMはLINEのアプリ内で提供されているため、他のLINEサービスとの連携も可能です。例えば、視聴者に対して自身のLINE公式アカウントを通じた情報提供や、公式アカウントへの誘導など、多角的なコミュニケーションとマーケティングを展開することができます。
このような理由から、TikTokで収益化を目指す際には、LINE VOOMの活用も考慮に入れると良いでしょう。
TikTokで収益化を目指す際に並行して使うべきSNSの3つ目は、Instagram Reels(リール)です。
Instagram ReelsはInstagramが提供する短編動画サービスで、最大60秒までの動画を作成・投稿することができます。
Instagram Reelsも、YouTube Shorts、LINE VOOMと同様にTikTokの動画をそのまま投稿できるため、工数をかけずに、ユーザーへの露出を増やすことが可能です。
また、静止画やストーリーズ、IGTVといった他のInstagramのコンテンツ形式とも組み合わせることが可能なことも、Instagram Reelsの特徴です。これにより、視聴者との深いエンゲージメントを生み出す機会が増え、ブランドの構築を助けます。
さらに、動画に組み込まれた商品タグを利用すれば、商品販売に直結するコンテンツを作ることも可能です。これらの要素がInstagram Reelsを、TikTokと並行して収益化を目指す際に有力な選択肢としています。
ここからは、TikTokで収益化を目指す際によく寄せられる質問に回答します。
TikTokで収益化する条件は特にはありません。
ただし、TikTok LIVEの投げ銭での収益化を目指すのであれば、TikTok LIVEが配信可能となる条件を満たす必要があります。
TikTok LIVEが配信可能となる条件は非公開となっていますが、一般的には「一定数のフォロワー」「質の高いコンテンツの投稿」が重要となる、と言われています。
TikTok LIVEの投げ銭による収益は、クリエイターによって異なりますが、投げ銭の額に限度はありません。一回のLIVEで数百円の場合もあれば、数万円~数十万円を稼ぐことも可能です。
なお、TIkTokの投げ銭は、70%は手数料としてTikTokを運営しているBytedance社の収益になります。
TikTok LIVEの投げ銭を換金する際には手数料が発生しません。
前述の通り、投げ銭の収益自体は70%がTikTok側に取られてしまいますが、換金時の振込手数料などは、発生しません。
今回はTikTokの収益化について紹介しました。
本記事を参考にして、ぜひTikTokで収益化を実現してみてください。
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