お役立ち資料の
ダウンロードはこちら
イーペースのノウハウを詰め込んだ資料はこちら。社内で検討したい方、情報収集段階の方などご自由にダウンロードいただけます。
短い尺のコンテンツで手軽に楽しむことができるTikTokですが、今では10〜20代の若年層だけでなく30代以上の利用者も増えつつあります。
この近年注目のプラットフォームでヒットを生むための鍵が「ハッシュタグ」です。
TikTokのハッシュタグを適切に使うことで、コンテンツを効果的により多くのユーザーに表示することが可能です。
本記事では、TikTokでハッシュタグを使う際に押さえるべきポイントや注意すべきこと、おすすめのハッシュタグについて解説します。
TikTok運用・広告に関するお悩みは、
株式会社Epaceの無料相談をご利用ください。
これまで200社以上の実績があり、SNSマーケティングで成果を出しているからこそのノウハウや情報もお伝えできますので、お気軽にお問合せください。
目次
TikTokにおけるハッシュタグは、コンテンツをカテゴライズし、ユーザーが関連するトピックやトレンドを容易に見つけられるようにするための重要なツールです。ハッシュタグは、「#」記号に続くキーワードやフレーズで構成され、コンテンツの説明文やコメントに追加されます。
TikTokのハッシュタグは、アルゴリズムにおいても重要な役割を担っています。ユーザーが特定のハッシュタグを使用したコンテンツを視聴したり、それに対して反応したりすると、アルゴリズムは類似のハッシュタグを持つ他のコンテンツをユーザーに推薦するようになります。
なお、TikTokのアルゴリズムに関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokでコンテンツの拡散や企業アカウントの成長を促進するためには、正しいハッシュタグの使い方を学ぶことが重要です。ここでは、TikTokでハッシュタグを使用するメリットを解説します。
TikTokでハッシュタグを使用するメリットの1つ目は、検索されやすくなることです。
TikTok利用者の中にはおすすめフィードを見るだけではなく、TikTok内で検索して自分の見たいコンテンツを探すユーザーもいます。
そのため、ハッシュタグをコンテンツにつけておくことで、ユーザーがハッシュタグ検索をした際に自分のコンテンツが検索結果に表示されやすくなります。
なお、TikTokの検索に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokでハッシュタグを使用するメリットの2つ目は、TikTokの「トレンド」に載りやすくなることです。
TikTokでは、ユーザーが頻繁に使っているハッシュタグが「トレンド」として表示されます。
この「トレンド」にハッシュタグが乗れば、より多くの人に自分のコンテンツを見てもらえるようになり、フォロワー数の増加なども期待できます。
また、自分が作ったオリジナルのハッシュタグが「トレンド」に乗れば、自分のアカウントの大幅な露出にも繋がります。
TikTokでハッシュタグを使用するメリットの3つ目は、「おすすめ」に載りやすくなることです。
TikTokの「おすすめ」は、ユーザーの興味や過去の視聴行動に基づいてカスタマイズされたコンテンツを表示する機能です。
ハッシュタグを使用することで、コンテンツは特定のトピックやカテゴリに関連付けられ、TikTokのアルゴリズムによって特定のユーザーの「おすすめ」に表示れやすくなります。
このように、ハッシュタグを効果的に使用することは、コンテンツがTikTokの「おすすめ」に表示されるチャンスを大きく高め、結果としてより多くのユーザーに到達する可能性を高めるのです。
なお、TikTokのおすすめに乗る方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
ハッシュタグを付けることでメリットがあるとはいえ、ハッシュタグであれば何でも付ければいいというわけではありません。
より多くのユーザーに視聴してもらうコンテンツにするためには、設定するハッシュタグも厳選する必要があります。
TikTokでのハッシュタグの選び方の1つ目は、ターゲット層を明確にしておくことです。
ハッシュタグは、自分が投稿したコンテンツを見たい人たちが見つけやすくするための重要な手段の一つです。
事前に自社製品・サービスに関心がありそうなターゲット層を明確にしてそれに応じたハッシュタグを設定することで、自分のコンテンツに関心がある人たちが見つけやすくなり、投稿の露出や拡散につながる可能性が高くなります。
例えば、料理関係の投稿には料理に関するハッシュタグを付けることで、料理に興味のある人たちが投稿を見つけやすくなります。
ターゲット層を考える際、具体的にはターゲットの年齢や性別、居住区域などを決めると良いでしょう。
TikTokでのハッシュタグの選び方の2つ目は、ボリュームを意識することです。
ハッシュタグを付ける際、認知度が低い場合にはユーザーがよく検索しているハッシュタグ(=検索ボリュームが多いハッシュタグ)を付けることも大切ですが、それだけでは十分ではありません。
検索ボリュームが多いハッシュタグは多くのユーザが検索しているので視聴につながりやすいですが、同時に投稿数が非常に多くなってしまい自分の投稿が埋もれてしまう可能性もあるため、ハッシュタグを設定する際は検索ボリュームをばらつかせた複数のハッシュタグを選ぶようにします。
具体的には、ハッシュタグは投稿数の多い順から「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」という枠組みで考えることができるのですが、1つのコンテンツにこれら3つをバランスよく設定するとよいでしょう。
目安としては、再生回数が100万回以上あれば十分検索ボリュームが多いと考えられるのでこれを「ミドルワード」とし、これより検索ボリュームが多いハッシュタグと少ないハッシュタグを併せて付けることを意識してください。
TikTokでのハッシュタグの選び方の3つ目は、「トレンド」に載っているハッシュタグを付けることです。
トレンドのハッシュタグを使うことで、通常のハッシュタグに比べ再生回数が増加しやすく、そのトレンドに興味を持っているユーザーにもアプローチしやすくなります。
ただし、TikTokのトレンドは日々変化するため、現状のトレンドを自分のアカウントに取り入れるには、まずTikTokのトレンドをよく観察することが大切です。
常に最新の情報を収集し、どのようなトレンドが人気なのかをチェックした上で、自分のアカウントのコンセプトや目的に合わせて、トレンドをどう取り入れるかを考えてみましょう。
TikTokでのハッシュタグの選び方の4つ目は、コンテンツの内容に関連するハッシュタグを付けることです。
コンテンツの内容とハッシュタグの親和性が高いかどうかも重要です。
自社商品・サービスと関連性が低いハッシュタグを使うと、ターゲットユーザーからは遠ざかり、TikTokのおすすめフィードに表示される回数も減ってしまいます。
自分が投稿するコンテンツとマッチするハッシュタグを選ぶことが、より効果的にターゲットへリーチするための近道です。
TikTokでのハッシュタグの選び方の5つ目は、1つのコンテンツにつける数は3〜5個に留めることです。
TikTokでは1つの投稿に付けられるハッシュタグの数に制限はありません。
ただし、多すぎるとコンテンツが見づらくなり、逆に再生回数を集めてもコンテンツ自体が評価されない可能性があるため、適度な数のハッシュタグを付けることが大切です。
コンテンツの内容や目的、ターゲット層などによって異なりますが、一般的には3〜5個程度が適切とされています。
TikTokのハッシュタグは、一瞬のうちに流行が過ぎ去ってしまうことがしばしばあります。
投稿する前に十分な計画を立て、編集を…としているうちに既にトレンドが変わってしまっているということも。
この問題に対処するためにはトレンドだけでなく、長期的に利用されているハッシュタグも取り入れることをおすすめします。
この章では何度もバズり、安定した人気を誇るハッシュタグを4つご紹介します。
特に新規アカウントでフォロワー数が少ない場合には、このハッシュタグを使うことで、多くの人に見てもらうことができるかもしれません。
「#fyp」は「For You Page」の略で、このハッシュタグは海外で火がつき、16兆回の再生回数を叩き出したことで知られています。
TikTok英語バージョンの「For You」は、日本語バージョンの「おすすめ」に相当します。
そのため、このハッシュタグには「運営に自分のコンテンツをおすすめしてもらいたい」という意味が込められています。
企業にとっても非常に利用価値が高く、特に海外進出を目指す企業には魅力的なハッシュタグの1つと言えるでしょう。
「#TikTokレシピ」とは、TikTokが開催するレシピコンテストをきっかけに広まったハッシュタグです。
TikTok上で料理や食べ物に関するコンテンツに付けられるハッシュタグのひとつで、簡単でおいしいレシピや食べ物のアイデアを共有するために使われます。
こちらは食をテーマにしたコンテンツには定番のハッシュタグで30億回以上の再生回数を誇り、グルメなユーザーを集めるためには必須とも言えます。
食がテーマのコンテンツは幅広いユーザーにリーチしやすいので、紐づけることができる製品・サービスがあるのであれば、このハッシュタグを使った料理コンテンツを投稿するのもおすすめです。
「#コスメ」は再生回数8億回以上の、特に美容に興味のある若い女性を中心に人気を集めているハッシュタグです。
このハッシュタグを付けた投稿には簡単なメイク術や流行のコスメ情報などが共有されており、ユーザーにとっては、最新の美容トレンドを知るための情報源として活用できるハッシュタグと言えます。
実際にこのハッシュタグを活用して、製品の宣伝や販売促進を図っているコスメブランドや美容関連企業も多くありますので、美容に興味のある若い女性がターゲットの企業は、こちらを上手く活用して集客につなげましょう。
「vlog」とは「Video blog」の略で、主に日常生活を撮影したコンテンツを投稿する際に使われます。
Video blogはYouTubeを中心に普及している形式で、内容としては日常生活や旅行の1シーン、食事の様子、ペットとのふれあいなど多岐に渡るのですが、おしゃれで魅力的なコンテンツほど人気のため、編集や音源が重要になります。
自分のライフスタイルや趣味を共有することで視聴者との共感を生み出すことができるため、インフルエンサーなどもこのハッシュタグを積極的に活用しています。
この「#vlog」は新しい世代を牽引するハッシュタグとも言われており、他社との差別化をはかるためには早期に活用することが重要です。
自社商品やサービスを日常シーンに取り入れたコンテンツを作成してこのハッシュタグを利用することで、高い拡散性を期待することができます。
「♯歌ってみた」は、自分の好きな曲や流行りの曲を歌ったコンテンツにつけられることが多いハッシュタグです。
このハッシュタグをつけて流行りの曲を歌ったコンテンツを投稿すると、拡散されやすい傾向にあります。
歌や独自性のあるパフォーマンスが得意な方におすすめのハッシュタグです。
企業アカウントがTikTokで発信する際には、差別化を図るために一般ユーザーが使っているトレンドのハッシュタグだけではなく、独自のハッシュタグを使うことがポイントです。
ここでは、企業におすすめのTikTokハッシュタグを3つ解説します。
「#TikTok教室」は公式TikTokが企画したキャンペーンをきっかけに広まり、累計320億回以上も再生されているハッシュタグです。
一般的には、有名なTikTokerが自身で使用している編集アプリや効果音、撮影のコツやアイデア紹介など、TikTokのコンテンツ制作において役立つ情報を提供しており、多くの人が学びやアイデアを得るためにこのハッシュタグが付いたコンテンツを視聴しています。
企業アカウントの場合は、自社の商品やサービスを絡めた生活のお役立ち情報やアイデア提案など、ユーザーが「ためになった!」と思えるコンテンツを投稿すると、認知度向上や集客が期待できます。
「会社紹介」は、TikTok上で企業が自社の事業内容や社風、社員の声を紹介するために使われるハッシュタグの1つです。
また、「#会社紹介」は企業のブランディングや認知度向上に役立つだけでなく、採用活動にも活用することができます。
このハッシュタグは約390万回視聴されているため、自社の製品やサービスを使った面白いコンテンツを作成したり、インパクトのあるコンテンツを作れば、多くのユーザーにリーチすることも可能です。
ダンスや動きを取り入れるなど、見ているユーザーに親しみやすいイメージを与えるような工夫をし、多くのファンを獲得しましょう。
企業アカウントには、自社名や自社サービス名をハッシュタグとして利用することもおすすめです。
企業名やサービス名をハッシュタグに利用することで、企業の情報を求めるユーザーやサービスに関心のあるユーザーが企業名・サービス名を検索しやすくなり、幅広いユーザーへのリーチが期待できます。
また、企業名やサービス名をハッシュタグとして使用することで、ユーザーから企業ブランドを認知してもらえるようになり、いつも同じハッシュタグを利用することで、ユーザーに企業ブランドが印象づけられやすくなります。
積極的に自社名や自社サービス名をハッシュタグに入れて、キャラ付けをしていきましょう。
続いては、TikTokでハッシュタグを使用するときの注意点を2つ解説します。
TikTokでハッシュタグを使用するときの注意点の1つ目は、投稿後は修正できないことです。
投稿を行った後に誤ったハッシュタグを使用していたことに気づいても、そのハッシュタグを編集または削除することはできません。
不適切なハッシュタグが使用されていると、望まないユーザー層にコンテンツが露出する可能性があり、また関連性のないハッシュタグを使ってしまった場合、ターゲットとする視聴者に届かないリスクがあります。
そのため、TikTokでハッシュタグを使用する際には、投稿前にハッシュタグの選択を慎重に行い、関連性が高く、目的に合ったものを選ぶことが非常に重要です。
TikTokでハッシュタグを使用するときの注意点の2つ目は、つけすぎるとコンテンツが見づらくなることです。
ハッシュタグはコンテンツの説明文に追加されるため、多数のハッシュタグを使用すると、説明文が長くなりすぎて、コンテンツそのものが見えづらくなります。
視聴者は通常、コンテンツをスクロールしながら短い時間で「見る・見ない」の判断を下すため、説明文がハッシュタグで埋め尽くされていると、コンテンツの魅力を瞬時に把握するのが難しくなります。これにより、視聴者が動画に興味を持ち、さらに視聴を続けるかどうかという決定に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、TikTokでハッシュタグを使用する際には、バランスを考えることが重要なのです。
TikTokを活用して自社ブランドの認知度を上げるためには、ハッシュタグを上手に使いこなすことが重要です。
本記事でご紹介したおすすめハッシュタグやハッシュタグ設定時のポイントを参考に、自社アカウントに最適なハッシュタグを選択して、より効率的にアカウントを伸ばしましょう。
また、Epaceは過去200社以上のSNSマーケティング支援で積み上げてきたTikTok運用のノウハウを活かし、投稿の作成、運用、内製化支援、詳細な結果分析までの総合提案を得意としておりお客様のご要望に合わせて柔軟に運用のご支援をいたします。
「TikTok運用代行を検討している」「TikTokで自社の商品・サービスを販売したい」など、TikTok運用に関するお悩みなどがありましたらぜひお気軽にお問合せください。
現在、開催予定のセミナーはありません。