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インスタで効果的な集客方法を徹底解説!おすすめの集客ツールもご紹介

写真や画像をもとにユーザー同士で共有できるInstagramは、2010年に登場して以降爆発的にユーザー数を増やし、現在では国内で月間3300万人以上のアクティブユーザーがいるSNSです。特に20代から30代の利用者が多く、企業も広告媒体として多く参入しています。

とはいえ、効果的な集客数につなげるためにはどうしたら良いか悩まれる担当者も少なくありません。

そこで今回は、インスタで効果的な集客方法について、おすすめの集客ツールとともに紹介していきます。

Instagram(インスタグラム)が集客に使われる理由

まず、多くの企業がInstagramを集客ツールとして活用している理由について紹介していきます。

インターネット回線速度の向上によって、ユーザーの消費行動も日々変化してきています。InstagramをはじめとするSNSが「集客」につながる媒体として注目されています。特に、企業がInstagramを集客に活用する理由は以下の3つの要素が挙げられます。

情報収集に利用する人が増え続けている

スマートフォンの普及をはじめ、多くのSNSが浸透している昨今において、SNSは情報収集の必須ツールになっています。Instagramは特に若年層を中心にアクティブなユーザーが多く集まるため、若い世代に向けた商材やサービスとの相性が良いです。

テレビ離れが進み、SNSを情報収集のツールとして活用している層も増えている中で顧客ターゲットにアプローチができれば、高い効果が期待できる点も企業が参入している理由に挙げられます。

消費者のアクションに繋げやすい

Instagramは、主に写真を中心に共有できる機能が充実しており、テキストよりも画像・ビジュアルでの訴求が一般的です。テキストよりも情報量が多く、よりインパクトを与えられるため、ブランディングにおいては非常に有効な集客手法となります。

また決済システムの向上などもあり、興味のある商材やサービスに関しては、その場でスマホから購入といった動きも活発化している傾向もあります。Instagramは1日数回利用し、また利用時間も長く、アクティブなユーザーが多く集まる傾向にあります。そのためキャンペーンや割引特典などとともに、詳細なターゲティングをもとに訴求を行うことで、購入や問合せといったアクション数の増加につなげることが期待できます。

また、インスタグラムではアクティブユーザーの集中する時間帯に傾向がございます。特に集中する時間は下記です。

夕食後~就寝前:19時~22時
ランチタイム前:12~13時
通勤・通学時間:7~8時

1日を通して、投稿時間にも適した時間帯だといえます。この中でも、もっともアクティブ率が高い時間帯は21時前後というデータもございます。

投稿時間に迷った場合は、多くのユーザーがインスタグラムを利用する21時前後がベストと言えるでしょう。

参考データ:AppApeLab.による時間帯アクティブ率の調査結果

集客チャネル・販路拡大に利用できる

また、Instagramでは興味を惹く写真や画像をユーザーに訴求できれば、その内容をユーザー側でいいねやシェアされることで新たな顧客層に対してもアプローチすることが期待できます。

自社の商材やサービスを上手く訴求できれば、InstagramをはじめSNS上のファンが増え、そこからの拡散性によって新たなファンを生み出す流れを構築することも可能です。拡散性が高いSNSにおいては、集客チャネルとして販路拡大に利用できる点も多くの企業が参入する理由の一つとなります。

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Instagramで集客ツールを利用する前のチェックポイント

では、実際にInstagramで集客を図るためには、どのような点を考慮しておく必要があるのでしょうか?

集客ツールを活用するにせよ、事前に自社内でInstagramをもとに集客する目的について、以下の3つのポイントを参考にしっかり定めておくことが重要です。

ターゲットと目的の明確化

Instagramは、写真や画像素材をタイムラインやストーリーズなどを用いて効果的に訴求することが可能なSNSです。若者が多く利用しているSNSになることから、特に若い女性向けの商材やサービスの訴求を行う際に効果的です。

とはいえ、闇雲に投稿しても意味がありません。自社の商材やサービスに応じたターゲット層やペルソナ像を細かく設定し、その層に対してアプローチすることで高い費用対効果が期待できます。

プロフィールやコンセプトなどの細かな設定

また、Instagramで自社の企業アカウントを構築する上ではプロフィール欄などにもこだわり、コンセプトをもとに作成していく必要があります。こだわりなく思いつくままに投稿していくと、前後の脈略が無くなり何をもとに訴求したいのか分からないものになってしまいます。

大枠のコンセプトを決めたのであれば、そのコンセプトに則した投稿を行っていく方がユーザーに響きやすく、そこからコンバージョンにもつながりやすくなります。

KPIの設定

Instagramに限らずどのようなSNS媒体にせよ、事前に自社の目的(KPI)をしっかりと定めておくことは重要です。「最新のSNSだから」「みんな運用しているから」といった漠然とした理由でアカウント運用しても、結果にはつながりません。

また、Instagramを運用していくとフォロワーが増えた、インプレッションが増えた、いいねが増えたということで満足してしまう傾向もあります。ブランディング目的であればまだしも、多くの場合は集客を目的とする以上、最終的な目的はコンバージョンの増加にあります。

コンバージョンを常に意識し、逆算しながらPDCAを回していくことが重要です。

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Instagramの集客ツールと自動ツールの違い

Instagramで集客を考える上で、集客ツールを検討される方も少なくありません。

ただ、この集客ツールには、通常の集客ツールとは別に自動ツールというサービスも存在します。そのため、集客ツールを自動ツールのことと混同される方も多くいますが、自動ツールとはいいねやフォローといったアクションを自動で行うサービスのことを指します。

一方で、集客ツールは自動ツールの要素も含みますが、さらに加えて集客サポートもある点が特徴です。

Instagram集客・自動ツールの注意点

なお、集客ツールでは自動ツール同様にいいねやフォローを自動で追加することが出来ますが、必ずしもいいねやフォローを行ったからといってフォロワーや集客の増加につながるわけではありません。この集客ツール=いいねやフォローの追加と認識している担当者が多く、且ついいねやフォローの追加=集客数の増加と誤認している傾向がありますが、集客に繋げるためにはそれ相応の企画や戦略が必要になりますので注意が必要です。

また、自動機能はやりすぎるとアカウント凍結の可能性もあります。現在、Instagramのアップデートによりアクションに対して上限回数が設けられており、自動ツールの使用によるアカウント凍結リスクは日に日に高くなっています。

このようなリスクもあることから、闇雲にフォロワーを増やすことを目的に自動ツールを活用することはあまり得策ではありません。

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Instagramで集客の効果を高める方法

では、Instagramで集客効果を高めるためにはどのようにすればいいのでしょうか?

ポイントとなるのは以下の3つの要素となります。

集客ツールとの併用

自動ツールではなく集客ツールは、いいねやフォローの追加だけでなく、集客サポートの要素も含みます。全てを集客ツールに任せるのではなく、集客ツールを活用しながら自社内でInstagramを運用していくことで、集客効果をより高めることが可能になります。

特にInstagramは写真や画像をもとに投稿していきますので、どういった投稿内容が効果的なのか、始めたばかりやデータが無ければ分かりません。これが、集客ツールを活用すれば業種業態に応じたデザインや見せ方、色味などを知ることが出来ます。

自社の商材やサービスに対して、このようなターゲットユーザーに応じたデータを組み合わせて訴求すれば、効果をより最大化させることが可能になります。

効果検証を必ず繰り返す

Instagramにおいても効果検証は欠かせません。同じ投稿内容であっても、色味や表現を変えるだけで効果が劇的に変わる可能性もあります。投稿したら終わりという訳ではなく、その後のフォロワー数やいいねの数、インプレッション数、クリック数、そして最終的にはコンバージョン数のように各指標をもとに効果検証を行うことが重要です。

Instagramはテキスト表記だけではなく、主に写真や画像が中心となります。そのため、集客ツールを活用しながら、効果的なアプローチ方法を常に模索していくことが重要です。

ターゲットやコンセプト、投稿内容を統一する

また、Instagramで投稿していく際にはターゲットユーザーやコンセプトをふまえて、投稿内容を統一していくことも重要になります。チェックポイントでも紹介したように、投稿内容がブレてしまうとユーザーを混乱させ、上手く集客につながらなくなる可能性が高まります。

もともと定めたKPIやコンセプトをもとに、ターゲットユーザーに響く投稿内容にしていくように心がけると効果的です。

写真や画像の見せ方だけでなく、投稿のテキスト表記部分においても、ですます調や絵文字の使い方など細部にこだわることも重要です。

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Instagram集客におすすめの無料ツール

集客につなげるInstagramの運用には、どうしても工数が必要になります。

大企業であれば専任の担当者が付く場合もありますが、ほとんどの場合は他の業務と兼業で行うケースが多い傾向にあります。そうなると、なかなか投稿に充てる時間を確保できず、クオリティを担保できずに諦めてしまうことも少なくありません。

そのような場合に少しでもInstagramの業務効率化を図る上で、おすすめの集客ツールについて紹介していきます。

まずは、無料で活用できるオススメツールを紹介します。

①Canva

引用:https://www.canva.com/ja_jp/

 

写真や画像に対して文字や図形を組み合わせることで、手軽にレイアウト調整できるツールとなります。Instagramとも相性が良く、クリエイティブを簡単に作成・編集することができるため、制作の手間を軽減することが可能です。

②Savefrom.net

引用:https://ja.savefrom.net/28/download-from-instagram

 

Instagramから、動画や画像をダウンロードすることができるツールとなります。Instagramではシェア機能が無いため、リポストする際には写真や画像を一度ダウンロードする手間が発生します。Savefrom.netを利用することで、この一連の作業を軽減することが可能です。

Instagram集客におすすめの有料ツール

続いて、Instagramの集客にオススメの有料ツールについても紹介していきます。

集客ツールは費用が発生する分、無料ツールよりも効果につながりやすい可能性があるものが多くなります。とはいえ各社によって取り扱う機能や特徴は異なり、それに応じてコストも変わりますので、自社の目的に合った集客ツールを選定することが重要です。

①MASAI

引用:https://mas.ai/

 

MASAIは、分析ツールに慣れていない方でも直感的なUIで活用しやすい、Instagramの分析に特化したツールになります。「フォロワー推移」「フォロワー増加推移」「フォロー数推移」「フォロー増加推移」「投稿数推移」「投稿増加数推移」など100以上の分析データを活用し、自社の投稿に展開することが可能です。

クリエイティブな面での分析に優れ、色の分析やトレンド分析などを行うことも可能です。統計データを活用できますので、抽象的な仮説ではなく、定性的な分析に基づいたクリエイティブ作成につなげることができます。抽出したデータはPPTやExcel、CSV形式で吐き出すことも可能です。

月額費用はMAXプランで10万円から利用可能です。

②Aista

引用:https://notari.co.jp/aista_premierelp/

 

Aistaは、日本初のInstagram専門の分析ツールとなり、現在までに5,000社以上の企業が導入しています。フォロワー数やいいね数などのグラフ表示機能が充実しており、投稿別に可視化して分析することが可能です。

他社のInstagramのアカウントに関しても統計情報として閲覧することができるため、同業他社の傾向をそのまま自社の運用に活かすことが出来ます。ただ一方で、自社のInstagramの情報も同様に他社に閲覧されてしまう点は考慮しておく必要があります。

月額費用は30万円から利用可能で、クレジットカード決済のみ対応しています。

③SINIS

引用:https://sinis.jp/

 

SINISは、主にInstagramのインサイトデータを管理・分析することができるツールとなります。対象期間を指定し、Instagramで使用した投稿件数やいいね数、ハッシュタグの一覧などの基本的な分析が可能ですので、マーケティングを行う工数を軽減することができます。

何かに特化した分析や運用面において特異な補助機能が搭載されているわけでなく、あくまで通常よく利用する分析を効率化できる点に特化されているため、いろいろなデータを抽出して日々分析していく場合にはオススメな集客ツールとなります。

また、競合のアカウントや特定のハッシュタグなどをベンチマークして動向を確認する機能が搭載されているため、競合分析においては非常に有効です。無料版も用意されていますが、無料ではインサイトデータの管理しか活用できないため、有料版で利用する方が効果的です。

STARTERプランでは月額10,000円から利用可能です。

④SAKIYOMI

引用:https://sns-sakiyomi.com/

 

SAKIYOMIは、Instagramの分析機能とともに運用代行サービスにも対応しているサービスとなります。分析機能は、投稿、ストーリーズ、アカウント状態を中心にマーケティングデータを収集することができ、初めてInstagramの分析を行う方でも直感的に利用できるようUIも分かりやすい作りになっています。

課題点を可視化することで、分析後の効果検証や次の施策にもつなげやすいように、管理画面上で特に重要なKPI数値や変動幅が分かるような作りになっています。

また、集客ツールを導入したとしても、なかなか使いこなせないという企業向けに、専門スタッフによる運用代行サービスも展開しています。

その他、映像コンテンツによる学習や会員限定の勉強会も随時開催しており、集客につながるInstagram構築に向けたサポートを多数用意されています。提携しているインフルエンサーと連携しての拡散支援なども、オプションとして可能です。

通常の集客ツールの利用料としては、ライトプランで月額10,000円から可能です。

⑤Social Insight

引用:https://sns.userlocal.jp/

 

Social Insightは、Instagramはもちろん、他のFacebookやTwitterなどの主だったSNSに対しても幅広く対応している分析ツールになります。複数のSNSを管理できるため、ディープラーニングによる精度の高い多角的分析によって、様々な種類の分析を行うことが可能です。

また、予約投稿機能では毎回管理画面やブラウザのタブを切り替える必要もなく、Instagram以外にも各SNSを一括して予約投稿設定することも可能です。

その他、1つのアカウントを複数の担当者で管理できるため、属人化することなく運用できます。

初期費用は50,000円、月額費用も50,000円から利用可能です。

⑥Sloooth

引用:https://home.slooooth.com/

 

Slooooth(すろ~す)は、Instagramの予約投稿から分析、レポート作成までを一連の流れとして完結させることを目的に構築された集客ツールとなります。Instagramの運用をいかに効率化できるかに特化したツールで、予約投稿機能をはじめ、ワンクリックで数十種類のレポートを出力できる機能など、様々な業務効率化につながる機能が用意されています。

フォロワーやインプレッション数、リーチ数、プロフィール閲覧などのインサイト分析から、オーディエンス分析、ハッシュタグなどの投稿パフォーマンス分析のように基本的な機能は網羅されており、通常の分析面では困ることはないでしょう。

また、ヒートマップ形式でユーザーのオンライン時間を可視化することができる機能があるため、自社のInstagramにとっていつ投稿するのが最適かなどを分析し、最適なタイミングでアプローチすることも可能です。

月額費用は8,800円から利用可能です。

関連記事:SNS運用ツールを徹底比較!無料&有料ツール13選

Instagram集客は運用代行やコンサルタントへの依頼もおすすめ

自社のInstagramの運用は社内で賄うことが出来れば一番ですが、多くの企業の担当者が他の業務と兼業で行うケースが多い傾向において、全てを内製で行うことは現実的には難しいでしょう。そのような場合には、特定のキャンペーンや各種広告展開との連動の場合のみ他社に依頼するケースも多くあります。

とはいえ、集客を追い求めるのであれば、Instagramのノウハウを持った運用代行会社やコンサルタントに依頼することも有効です。運用代行やコンサルタントであれば、自社の目的に応じてInstagramにおけるターゲットの選定からハッシュタグ選び、投稿・ストーリー投稿の作成など、運用に必要な業務をまるごと依頼することが可能です。

費用感としては、依頼内容によって異なりますが、毎月30万円から50万円程度が相場感となります。

まずは無料や有料の集客ツールなどをもとに自社内で実施し、効果が出なかった場合には改めて運用代行会社やコンサルタントに依頼することも検討するといいでしょう。

関連記事:SNSコンサルとは?料金相場や支援内容、会社を選ぶ際のポイントを徹底解説

Instagram集客にお困りの方

日々アクティブユーザーが増加傾向にあるInstagramは、企業の集客ツールとしても非常に注目が集まっています。とはいえ、ただ単にInstagramアカウントを開設したり、闇雲にいいねやフォローを行ってフォロワーを集めたとしても集客という面では効果につながりません。

事前に自社の目的やKPIを明確化し、効果的なInstagramの運営につなげていきましょう。

それでもInstagramの集客にお困りの方は、SNSマーケティングとデジタルマーケティングを得意とするEpaceに是非一度ご相談ください。PDCAサイクルを迅速に回し、お客様の目的・目標達成へ導きます。

Epaceでは、課題解決や目標達成のために、お店に寄り添ったフォローを実施します。現状把握から分析・施策立案、効果測定やコンテンツ強化までの一貫したサポートで、SNS導入・運用効果の最大化を目指せるのです。

SNS集客を効率的に成功させたい、運用に困っているなどありましたらぜひお問合せください。

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執筆者

株式会社Epace 代表取締役

佐藤 駿介

法政大学法学部卒業。
大学在学中に動画マーケティング会社でYouTubeやTikTokの運用代行やオウンドメディアの構築、ライバー事業でライバーの育成・支援やインフルエンサーマーケティングを経験し、株式会社Epaceを創業。SNSの中でも特にYouTubeを得意とし、これまで上場企業や芸能人までジャンルを問わずSNSマーケティングを手がける。情報経営イノベーション専門職大学(iU)客員教員、一般社団法人インフルエンサー連盟SNS運用部門理事。

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