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SNS集客で結果を出す方法とは?運用のコツと事例、サービス比較5選

商品やサービスを販売する際、あらゆる集客手法がある現代においてどのような方法で集客を行っていますか?

インターネットの普及により、ネット上での集客が変化し続けている昨今、SNS集客が今最も注目されています。

個人だけでなく、企業でもSNSのアカウントを持つことが当たり前となってきている現代において、より効果的にそして今以上の集客を得るために、今回はSNS集客について詳しく紹介します。

目次

SNS集客の重要性 

引用:総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

SNS集客の重要性が高まった理由の1つに、SNSの利用者が増えてきたことが挙げられます。

総務省のデータによると、スマートフォンの普及に伴い2016年の時点でSNSの利用者が約70%となっており、現在ではさらに多くの利用者がいることが予想されます。

このことから、SNS集客を効率的に実施することで認知拡大や販路の拡大、売上の向上、コアなファンの獲得などが可能になります。

SNSでは、「リツイート」や「いいね」といった反応により共感を生みやすく、話題性が大きくなることも特徴です。

拡散力が高いツールもあるため、今まで訴求できなかった層にまで情報を伝えることが可能になります。

消費者行動モデルの変化 

AIDMAとは

ネットが普及する前の世界では、マーケティング業界で「AIDMA」をベースにマーケティングが語られてきました。

AIDMAとは「消費者の購買決定に至るまでのプロセス」のことを言います。

  • 製品の存在を知る(Attention)
  • 興味を持つ(Interest)
  • 欲しいと思う(Desire)
  • 記憶に残る(Memory)
  • 購買行動に至る(Action)

これらの頭文字をとったものになり、1920年代にアメリカの著作家が提言した概念になります。消費者がどの段階にいるのか見定め、それに合わせてアプローチをし購買に繋げていくことが可能となります。

ネット普及後の行動モデル「AISAS」とは

AISASとは、AIDMAを元にインターネットによる購買プロセスを提言したものになります。

  • 製品の存在を知る(Attention)
  • 興味を持つ(Interest)
  • 検索する(Search)
  • 購買行動(Action)
  • 共有する(Shere)

SNSの普及により、TwitterやInstagram、Facebook等に購買した商品を投稿しシェアすることが一般的となっています。

また、気になる商品について調べる時は検索エンジンではなく、SNSから検索し情報を得るという人も増えています。

インターネットが普及している現代にとっては、「AISAS」は重要な購買プロセスと言えるでしょう。

消費者が最も信頼するのは口コミ

引用:消費者庁「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングに関するアンケート結果」

インターネットでの購買が主流となってきた現代では、多くの消費者、特に若い世代ではSNSでの口コミを参考にしてサービスの利用や製品の購入を決定しています。

消費庁が発表した口コミサイト・インフルエンサーマーケティングに関するアンケート調査を見ると、製品を購買する際に重要視する情報源としてテレビに続き、口コミサイトとSNSが上位に入っています。

そして約7割以上の人が、購買する前に口コミを確認していることがわかります。また、口コミが悪かった場合にも同じく約7割以上の人が購買を取りやめる選択をしています。

口コミの発信者と信憑性

上記の消費庁の調査でもわかるように、ユーザーは実際の購入者やサービス利用者といった第三者の率直な感想や意見を重要視しています。

ここまで口コミが重要視されるようになった背景には、SNSなどのネット上での悪質な宣伝広告やステマが知られるようになったことがあげられます。

SNSでは友人や知人などの近い人からの口コミが見れるため、より信頼度が高く、近年ではSNSの口コミを参考にしているユーザーが増えてきています。

デジタル化が進み、マーケティング業界もそれに合わせて大きく変化してきています。

「Google」は統計情報やデータをもとに、Webマーケティングやデジタルマーケティングに役立つ情報「Think with Google」を提供しています。

効果的なマーケティング戦略を行いたい場合など、ぜひ活用してみて下さい。

SNS集客の3つの特徴 

際にSNS集客を行う前に、SNS集客にどのような特徴があるのか見ていきましょう。

ここでは下記の3つの特徴を紹介していきます。

  • 販路の拡大
  • 商品やキャンペーン情報などの拡散
  • 新しいファンの獲得

それぞれ詳しく解説します。

販路の拡大

実店舗やネットショップの運営だけで売上を上げていた小売店などがSNS集客を実施した場合、今まで商品を知らなかった人にまで販路を拡大することが可能になります。

例えば、Instagramに商品の情報や店舗の情報を投稿し、その商品が気になったユーザーがプロフィールから自社のネットショップにアクセスするといった新たな販路開拓が可能です。その他のTwitterやYouTubeも同じことができるので、多くの企業は複数のSNSを利用し情報の拡散をしています。

商品やキャンペーン情報などの拡散

SNSでは、タイムリーに今届けたい情報を拡散することができます。

SNSではお気に入りのアカウントをフォローしてもらえば、ユーザーのタイムライン上に新商品の情報やキャンペーン情報を投稿することができ、リアルタイムでユーザーの目に止まることが可能です。

自社のホームページだけに最新の情報などを載せても、ユーザーが都度ホームページを訪れてくれるとは限らないので、届けたい時に届けられないタイムラグがどうしてもできてしまいます。

また、SNSにはリツートやいいねなどのリアクションがとれるため、投稿をみてリアクションをしてくれたユーザーをフォローしている友人や知人にまで情報を拡散することができます。

新しいファンの獲得

各SNSでは、気に入ったアカウントに対してユーザーは簡単にフォローができます。なかには興味本意でフォローしている場合もありますが、継続的に魅力的な商品やキャンペーン情報などを投稿することによって、自ずとファンになってくれる可能性も大いにあります。

また、実店舗に行ったことがない人や海外からのフォロワーを得ることも可能です。逆にSNSで店舗を知り、実際の来店に繋がったケースもあり、新しいファンの獲得には期待ができます。

SNS集客のメリット・デメリット 

では、SNSによる集客のメリット・デメリットを紹介していきます。

SNS集客によるメリット

  • サービスや商品の情報発信がしやすい
  • 企業の認知度が得られる
  • ユーザーデータが見れる
  • ユーザーとのコミュニケーションで信頼関係が構築できる

それぞれ詳しく解説いたします。

サービスや商品の情報発信がしやすい

以前までは、自社のホームページやWeb広告等でしか情報の発信ができませんでした。しかし、SNSを利用することにより無料で、そしてタイムリーに新しいサービスや商品を発信することが可能になりました。またSNSの普及により、わざわざホームページまで行って情報を得るユーザーが少なくなってきています。

一方SNSを利用した集客の場合には、アカウントをフォローしてもらうことで最新情報をタイムラインに流すことができ、自然とユーザーに情報を届けることができます。

企業の認知度が得られる

SNS集客を活用することにより、今まで認知されていなかった新たな顧客を獲得することが可能になります。SNSでは簡単にフォローができるため、ユーザーが興味本位でフォローしてくれた場合にも定期的にサービスや商品の情報を届けることができます。

継続して伝えていくことでその中から企業に対してファンができ、その人がまた別のフォロワーに拡散するといった情報の伝達が可能になり、企業の認知度の向上、そして企業ブランディングにも繋がっていきます。

ユーザーデータを見ることができる

SNSでは投稿ごとにどういったユーザーから反応があったか、どのくらいコンテンツが見られていたのか、SNSからホームページを訪問してくれたのは何人いるかなどを詳細なデータを分析することができます。

これらのデータがあることによって、届けたいユーザーにとってどういった情報が良いか、その時の情勢や流行りなど判断しながらの運用が可能です。

ユーザーとのコミュニケーションで信頼関係が構築できる

ホームページやWeb広告では、情報の一方的な発信にとどまってしまいます。SNSでの集客を利用した場合、発信した情報に対してユーザーがコメントでき、それに対してこちらからも返信ができるといった双方が他のコミュニケーションが可能になります。

ユーザーとダイレクトにコミュニケーションができることによって、信頼関係を構築しやすくなり、売上の向上やサービスの改善も効率的に行うことができます。

SNS集客によるデメリット

  • 炎上リスクがある
  • 認知されるまでに時間がかかる

それぞれ詳しく解説いたします。

炎上リスクがある

投稿した内容が一部のユーザーに対してネガティブな印象を与えてしまい、それを引き金に過激な内容のコメントややり取りとなることを炎上と言います。

炎上すると企業の不利益な情報が広がったり、企業に対して悪いイメージをもつ人が多くなってしまうので、投稿する際には細心の注意が必要です。

認知されるまでに時間がかかる

SNS集客で重要なことは、フォロワーを獲得することです。フォロワーを増やすには、ある程度長い期間が必要となります。地道に、定期的に情報の発信を継続していくことが必要不可欠です。

よくある間違ったSNS集客・運用方法 

実際にSNSで集客をしていく上で、運用方法を間違えると企業のイメージを下げることに繋がる場合もあります。

ここでは、実例をあげて紹介していきます。

「企業アカウントで商品の紹介やキャンペーン情報ばかり発信している」

企業アカウントでよくある失敗は、自社の宣伝しかしないケースです。自社の新しい商品やキャンペーンがある時だけ投稿する一方的な紹介では、ユーザーはついてきてはくれません。

ユーザーがSNSを利用する目的は娯楽が多いため、ただただ宣伝ばかりの投稿アカウントには面白みを感じず離れていってしまいます。ユーザー目線に立ち、ユーザーにとって有益な情報や面白さが必要となります。

「とにかくフォロワーを増やしてブランディングしようとする」

目先のフォロワー数を増やすことに躍起になり、フォロワーの質を落としてしまうことです。

フォロワー数を増やそうとして、片っ端からアカウントをフォローしたり、いいねをして、商品やサービスに興味がない人のフォロワーを増やしても売上に繋がる可能性は極めて低く、費用対効果の悪い結果となってしまいます。

SNSで集客するためには運用方法を決める 

SNSで集客をするためには、下記の4つのことを決め、下準備が必要になります。

  • 目標設定を実施
  • ペルソナを決める
  • コンセプトを決める
  • コンテンツを決める

それぞれ詳しく解説いたします。

目標設定を実施

SNSを運用する上で、最終目標をどこに設定するのかがとても重要になります。

商品の認知度を上げたいのか、売上を上げたいのか、自社のサービスや商品の課題に合わせて設定していきます。

例えば若い世代10代〜20代の売上が全体の10%しかなく、ここをSNSの運用で強化したいと考えた場合、目標設定を「若年層の売上を20%に上げる」とするといいでしょう。

設定も細かく数字で表せるものにした方が、より結果にコミットしやすくなります。

また、最終目標をどこに置くかによって使用するSNSの選択もできます。

この場合は若年層をターゲットにしているため、InstagramやTwitter、TikTokを使用する方が効率的という判断ができます。

ペルソナを決める

ペルソナとはターゲットと違い、さらに細かい人物像の設定になります。

年齢、性別、未婚か既婚か、子供の有無、年収はどれくらいか、どこに住んでいるのか、趣味、生活リズムはどうなのかなど、より個人に近いリアルな人物像を決定します。

リアルな人物像を設定するからこそ、購買ターゲットの悩みや必要としていることが見え、商品を買った時の満足に繋がります。

例えば、「30代女性に向けてシャンプーを売る」と「共働きで保育園に通う子が1人と小学生が1人いる36歳の山田ハナコさんに向けてシャンプーを売る」と設定した場合、後者の方が、子供が2人いて共働きなら日々時間に追われているだろう、そこまで自由に使えるお金がないかもしれないなど、その人について具体的な想像・発想がしやすくなると思います。

そこから、価格設定や商品の見せ方を考えることができ、例えば「一度洗うだけでスタイルキープ」といったその人の心を掴むキャッチーな文も作ることができます。

ペルソナを決めることは、効率的に集客を上げるための第一歩です。

コンセプトを決める

コンセプトとは、SNSを運用していく上での核となる考え方です。コンセプトがぶれてしまうと、SNSを通じてどのような情報を伝えたいのか、何を売りたいのかわからなくなってしまいます。

特にSNSを見ているユーザーは、隙間時間に次々と画面をスクロールして情報を得ているので、その一瞬で目に止まるようにシンプルなコンセプトに設定しておくことが良いでしょう。

また、コンセプトがしっかりと定まっていると見せ方にも一貫性が出て、より効率的にSNSのターゲット層への集客に繋がります。

コンテンツを決める

目標、ペルソナ、コンセプトが決まったら、それらを実現するためのコンテンツを決定していきます。

大切なことは、コンテンツが決めた目標やコンセプトからズレていないか定期的に確認していくことです。

目先のフォロー数や目標達成へのスピードなどを気にしすぎると、最初に設定した方向性からズレていくことが多々あります。初期についてくれたコアなファンが離れ、結果目標が達成されない状況になるケースもございます。

コンテンツの決定には、コンセプトからずれていないか、常に注意し内容を確認していきましょう。

自社で、SNSの戦略立案や運用していくための人材やノウハウが不足している場合は、コンサルティングサービスを利用することを推奨します。

関連記事:SNSコンサルとは?料金相場や支援内容、会社を選ぶ際のポイントを徹底解説

また、弊社には経験豊富なSNSコンサルタントが在籍しておりますので、是非一度お気軽にお問い合わせください。

EpaceのSNSコンサルティングサービスへのお問い合わせはこちら

SNSで集客する3つのコツ 

次に効果的にSNSで集客するには、どのような方法があるのか、以下の3つのコツをお伝えしていきます。

  • 質の高いフォロワーを増やす
  • UGCを増やす
  • 利用者を飽きさせない

質の高いフォロワーを増やす

間違ったSNS集客の事例でも述べた通り、闇雲にフォロワーを増やすことは好ましくないです。

例えば、とにかく色んな人にフォローしてフォローを返してもらうやり方をし、フォロワーが1,000人になったとします。

しかし、情報を投稿しても何のリアクションもなく販売に繋がらないより、500人のフォロワーしかいないが、その半数の250人がリアクションしてくてくれた方がより情報の拡散がしやすく売上にも繋がります。

UGCを増やす

UGCとは、User Generated Contentsの略で、ユーザーによって生成されるコンテンツのことを言います。

例えば、商品を買ったユーザーがSNSに投稿したり、レビューを書いたり、商品サイトにコメントや感想を書いたりします。この実際の購入者による生の声が、情報の信頼度をあげていくため大変重要な役割を担います。

UGCの増やし方として、ユーザーにハッシュタグの投稿を促すことやコアなファンを増やし、しっかりと関係性を深めることでレビューなどの反応をしてもらいやすくするといった方法があります。

利用者を飽きさせない

毎回同じキャンペーン情報や商品の紹介の繰り返しになると、フォローしていたユーザーは飽きてしまい、フォローをやめてしまうことが多くあります。

そのため、利用者を飽きさせないことが大切です。

同じ情報ではなく、新商品や新サービスの情報を定期的に投稿することによって、フォロワーからの期待値の向上やリピートを促すことが可能です。

また、マストバイキャンペーンといったユーザー参加型のキャンペーンを行うことも、フォロワーを飽きさせない一つの方法です。

成功のポイントとなるSNS上における口コミとは

SNS上における口コミとは

SNSユーザーは、日々の何気ない日常の投稿から、商品のレビューといった幅広い投稿をしています。中でも、商品のレビューや口コミは、消費者目線の発信になるので企業が伝えるより実際に使っているイメージが湧きやすく、商品に対しても信頼が得やすくなります。

また、実際に使っている写真や動画を投稿するユーザーもいるためよりリアルに感じ、共感も得やすく新たな購買へ繋げることができます。

そのため、企業が発信するより次々とフォロワーに口コミで発信してもらった方が、認知度や売上が上がりやすくなるのです。

SNS上に口コミを作り出す方法

SNS上で口コミを作り出す方法として、以下の2つが効果的です。

  • マストバイキャンペーンを行う
  • 割引サービスの対価として来店者に投稿を促す

マストバイキャンペーンを行う

対象の商品を購入した後に、インスタグラムやTwitterでハッシュタグをつけて写真を投稿すると、さらにプレゼントがもらえるといったキャンペーンなどがあります。

これにより、投稿者のフォロワーへの拡散が可能になり企業や商品の認知向上に繋がります。

割引サービスの対価として来店者に投稿を促す

お店に来店した際にお店のアカウントをフォローしたり、お店の商品の写真を投稿すると料金の割引が受けられたりするキャンペーンは効果的です。

「フォロ割」といって、「1フォロワー=1円〜0.5円」や「1いいね=10円」の割引をするといった、フォロワーが多ければ多いほどユーザーはお得になり、一方企業は多くの顧客に拡散できるといったキャンペーンもユーザーの口コミを増やす効果的なやり方になります。

各SNSごとの特徴を徹底比較 

SNSは簡単に始められる集客ツールであり、運用のコツを掴めば効果的に集客が見込めます。

SNSにはそれぞれの特徴があり、使い方や機能が違う部分もあります。より効果的にSNSで集客するためには、目的に応じてSNSを選択することが必要です。

今回は、主要のSNS6媒体の比較を実施します。

Twitter

参照:https://twitter.com/

Twitterは月間ユーザーが約4,500万人おり、20代〜40代と幅広い世代が利用しています。ニュースや最新トレンドなどの情報が得やすく、投稿できる文章が140字以内であることが特徴です。

メリット

  • タイムリーな投稿ができ早く話題になりやすい
  • 拡散力が高い
  • フォロワーを増やしやすい

デメリット

  • 拡散力がある分、炎上のリスクがある

メリット①タイムリーな投稿ができ早く話題になりやすい

Twitterはテキストによる投稿が中心になるので、短い文でタイムリーな情報が多く投稿されています。話題に上がれば宣伝効果は高く、リアルタイムで商品やサービスの発信をしている企業は多くあります。

メリット②拡散力が高い

Twitterには「リツイート」機能があり、ユーザーのフォロワーのタイムラインに引用することが可能です。「リツイート」によって他人に共有することで、一気に多くのユーザーに拡散することができます。

メリット③フォロワーを増やしやすい

非公開設定にしていないアカウントに限りますが、全てのツイートが検索対象となるためターゲットとするユーザーを探しやすく、他のSNSに比べると比較的簡単にフォロワーを増やすことが可能です。

デメリット①拡散力がある分、炎上のリスクがある

Twitterは簡単に投稿することができるうえ何度もツイートすることができるなど、1番始めやすいSNS集客です。

しかし、他のSNSより拡散力が高いため投稿に不備があった場合にすぐに拡散、炎上してしまう可能性があります。一度ネガティブな拡散が起きると、企業のイメージが悪くなってしまうので注意が必要です。

こんな方/企業におすすめ

Twitterを利用しての集客をおすすめする企業は、自社の商品やサービスをより多くの人に知ってもらいたいと思っている企業や、リツイート機能を使って積極的にキャンペーンを行って集客を行いたい企業におすすめです。

Twitter公式URL:https://twitter.com/

Facebook

参照:https://www.facebook.com/

Facebookの国内ユーザーは約2,800人おり、年代は30代〜40代が多く、10代が特に少ないということが特徴です。一方世界では利用者数がNo. 1であるため、海外に向けてのマーケティングにも有効です。

メリット

  • 実名登録制のため炎上リスクが少ない
  • 信頼関係が構築されやすい
  • ターゲティングがしやすい

デメリット

  • 拡散力が低い

メリット①実名登録制のため炎上リスクが少ない

Facebookは、実名でアカウントを登録することが基本となっており、さらに住所や年齢、出身校などを登録することができます。そのため、他のSNSより1番炎上しにくいことが特徴の1つです。

メリット②信頼関係が構築されやすい

Facebookではビジネスの場で名刺のような役割で使われることもあり、ユーザー同士がリアルな場でも繋がっていることが多くあります。実際に繋がりのあるユーザーへの情報発信が多くなるので、信頼度が高くより親密な関係を築くことが可能になります。

メリット③ターゲティングがしやすい

Facebookは実名で登録するため、ユーザーの細かな個人情報を得ることができます。そのため、よりターゲットを絞り込みやすく、ニーズの把握もしやすいので効果的な広告や情報を投稿することができます。

デメリット①拡散力が低い

Facebookのアルゴリズムは、友達同士のみでの情報共有になり、新規のユーザーに対しての配信がほとんどされない仕様になっています。そのため、他のSNSに比べると拡散性は低くなります。

こんな方/企業におすすめ

Facebookを利用しての集客をおすすめする企業は、30代〜40代をターゲットとしている企業や多くのユーザーに認知してもらうよりは、ユーザーとの親密な関係を築きたいと考えている企業です。

Facebook公式URL:https://ja-jp.facebook.com

Instagram

参照:https://www.instagram.com

国内の利用者は約3,300万人おり、年代は20代〜30代が多く、特に女性ユーザーが多いことが特徴です。「インスタ映え」という言葉がある通り画像や映像に特化したSNSです。

メリット

  • 検索エンジンとして活用される
  • ECサイトとして利用ができる
  • ビジュアルに強い

デメリット

  • フォロワーが増えにくい

メリット①検索エンジンとして活用される

Instagramにはハッシュタグ機能があり、そのハッシュタグを使って自分の気になることを検索するユーザーが増えてきています。また、検索結果が画像になるので商品やサービスのイメージがつきやすいことも、検索エンジンとしての利用が増えてきている理由の1つです。

メリット②ECサイトとして利用ができる

Instagramにはショッピング機能もあるので、商品をカタログ化し自社のECサイトに誘導することも可能です。

メリット③ビジュアルを活用し強い訴求が可能

Instagramのタイムラインに流れてくるのは、文章より画像や映像がメインとなります。視覚的なアプローチができるため、商品やサービスのイメージが付きやすかったり、印象に残りやすくなります。

デメリット①短期でフォロワーが増えにくい

InstagramはTwitterやFacebookと違い「シェア」や「リツート」という機能がないため、新規のフォロワーを増やすことが難しく、拡散力も低くなります。

こんな方/企業におすすめ

Instagramを利用しての集客をおすすめする企業は、20代〜30代の女性に向けて販促していきたい企業や小売店・飲食店・美容院など、商品の画像で訴求できる企業です。

Instagram公式URL:https://www.instagram.com

YouTube

 

参照:https://www.youtube.com

YouTubeの利用者は、国内約6,200万人に上ります。利用者の年代が幅広いことが特徴で、動画投稿サービスになります。

メリット

  • 文章よりも多くの情報を伝えやすい
  • 利用者の年代が幅広い
  • ブランディングに強い

デメリット

  • 制作に手間がかかる

メリット①文章よりも多くの情報を伝えやすい

YouTubeは動画投稿となり、視覚からも聴覚からも情報を伝えることができるので、画像や文章だけより遥かに多くの情報を与えることができます。そのため、商品やサービスについて早く、そして詳しく理解してもらえることも特徴です。

メリット②利用者の年代が幅広い

YouTubeの利用者は10代〜60代と幅広いため、多くの年代に商品やサービスを認知してもらえる機会があります。

メリット③ブランディングに強い

顔出しをして投稿すると、動画で見るというハードルがある分、信頼度も高くなりユーザーがコアなファンになりやすくなります。

デメリット①制作に手間がかかる

質の高い動画を制作するとなると、それなりの機材や動画の編集といった作業が必要です。そのため、他のSNSより圧倒的に時間と手間がかかることがデメリットとなります。

こんな方/企業におすすめ

YouTubeを利用しての集客をおすすめする企業は、セミナーなどを行っている企業や教育を取り扱っている企業、コンサルティングを行っている企業です。

YouTube公式URL:https://www.youtube.com

LINE

参照:https://line.me/ja/

LINEの月間アクティブユーザー(MAU)は、7,300万人を超えています。(2017年12月時点)また、LINEのみを利用しているユーザーが40.3%とのデータがございます。

LINEのみのユーザー層にアプローチできることが魅力です。

メリット

  • 認知開封率が高い
  • 幅広い層へアプローチできる

デメリット

  • 拡散性が薄いため認知獲得には向いていない

メリット①認知開封率が高い

LINEは最も日常的に活用するSNSなため、一回友達追加された後、個別のメッセージ読まれる可能性は高いです。

その為、DMによるメッセージの開封率が高くなります。

メリット②幅広い層へアプローチできる

LINEはメール代わりにサービスを使用する人が多いためユーザー数が多く、利用している年代も幅広いです。

デメリット①拡散性が薄いため認知獲得には向いていない

タイムラインの投稿は、友達登録している人にしか表示されません。よって全く自社の存在を知らない方へのアプローチとしてLINEは向きません。

ホーム画面やタイムラインがあることでSNSの一つとして見られていますが、他のSNSと比べてタイムラインの認知度が低く、投稿しても反応が鈍いケースが多いです。

こんな方/企業におすすめ

お店、店舗型のビジネスを展開している企業様に向いています。

一度LINEの友達追加が実施されれば、クーポンやキャンペーン情報を直接ユーザーへ届けることが可能です。ipadなどでLINEアカウントをつくり、LINEで予約を受け付けられるようにしましょう。

TikTok

TikTokの月間アクティブユーザー(MAU)は、1,750万人を超えており、若年層を筆頭に25歳以上のユーザーも増えてきているSNSです。(2021年1月時点)また、Twitter・Instagramとの非重複率は30%ほどあり、TikTokのみのユーザー層にアプローチできることが魅力です。

メリット

  • 文章よりも多くの情報を伝えやすい
  • アルゴリズムの精度が高く、“自分ゴト化”しやすい
  • 購買に直結しやすい
  • 非フォロワーへのリーチが容易

デメリット

  • 制作に手間がかかる
  • 高年齢層へはアプローチが難しい

メリット①文章よりも多くの情報を伝えやすい

写真や文章の投稿よりも動画をメインにしているため、60秒から3分間という短く限られた時間に、多くの情報を盛り込むことができます。その多くの情報をユーザーに対して、視覚的にアプローチするので伝わりやすいです。

メリット②アルゴリズムの精度が高く、“自分ゴト化”しやすい

閲覧履歴などからユーザーが好む傾向を学習し、興味を持つ確率の高い動画が表示されます。同じようなユーザーが多数いることで、学習がより精密になります。

また、動画での投稿は自分に置き換えて考えやすくなるため、自分ゴト化しやすい傾向にあります。

メリット③購買に直結しやすい

投稿された動画をマネしたいユーザーや、参考にするユーザーへとつながりがあるため、ユーザー間の口コミや噂が広がっていきます。これをバイラル効果といい、「バズる」につながっていきます。バズる=流行をマネすることで、購買に直結しやすくなります。

メリット④非フォロワーへのリーチが容易

おすすめ欄に配信表示されるインフィード広告や、TikTokを起動したときに配信表示される起動画面広告を活用することで、不特定多数のユーザーに向けて表示されます。

そのため、非フォロワーへのリーチが容易です。

デメリット①制作に手間がかかる

動画を編集するには、撮影、コンセプト、BGM選び、テキスト挿入などの作業をひとりで完結させなければなりません。

それらの作業を簡単にできるアプリや機能がありますが、どのような動画を制作したらユーザーにみてもらえるかを考えるといった手間がかかります。

デメリット②高年齢層へはアプローチが難しい

主に「Z世代」のユーザーを中心に拡がっています。

そのため、流行りに敏感な世代へのアプローチは容易ですが、高年齢層へのアプローチが難しいです。

こんな方/企業におすすめ

若年層をターゲットとした企業様に向いています。

特性上、興味関心の高いユーザーに多くリーチすることができるため、主要ユーザー層である若年層がターゲットの企業様には向いています。リンクを貼ることはできませんが、クーポンコードの発行や指名検索を促す座組みを整えることが重要です。

参照:https://signal.diamond.jp/articles/-/976

【目的/悩み別】おすすめのSNS集客ツール

次は、SNS集客をする上でどの集客ツールを使えば効果的なのか、代表される3つの目的や悩み別におすすめのSNS集客ツールを紹介していきます。

  • 認知拡大・情報の拡散・話題作り
  • 集客・販促
  • ファン獲得・顧客とのコミュニケーション

認知拡大・情報の拡散・話題作りはTwitter

幅広いユーザー層への拡散にはTwitterが1番最適です。

Twitterにはリツイートの機能により、リツイートしたユーザーのフォロワーへも情報を伝えることができるので拡散力が非常に強いです。また、ハッシュタグ機能や投稿の検索もできるため、情報の拡散方法がいくつかあることも強みです。

投稿がハマれば一気に拡散し、話題作りが容易に可能となります。

集客・販促はInstagramがおすすめ

自社のECサイトやホームページへの集客や商品の販売には、Instagramが最適です。

商品やサービスの検索に利用しているユーザーが増えていることやショッピング機能により、ユーザーが投稿で気になった商品があった場合、簡単にその投稿からECサイトに飛ぶことができるので販促に強いSNSとなります。

また、「ストーリー」という24時間以内に消える投稿があるため、タイムセールやキャンペーンなどタイムリーな情報の発信にも向いています。リール(Reel)を用いた短尺動画による訴求も増えてきています。

ファン獲得・顧客とのコミュニケーションはYouTubeやLINE

 

ファンの獲得やユーザーとの深いコミュニケーションを取るには、YouTubeLINEがおすすめです。

YouTubeは動画での投稿になるため、情報量の多さで信頼を得やすく、コアなファンがつきやすいことが特徴です。コメント欄もあるため、そこからユーザーが商品やサービスに対しての質問が可能で、ユーザーに対しての返信や次の動画で返答するといったコミュニケーションもできます。

また、顧客との深いコミュニケーションを取りたい場合は、LINEが1番おすすめです。法人用のLINE@限定ですが、「1:1トーク」があり、顧客と直接メッセージのやり取りが可能です。

【業種別】おすすめのSNS集客ツール 

SNS集客ツールは、企業別によって選択をすることもできますので、小売店や美容室、メーカーなど業種・企業規模ごとに詳しく紹介していきます。

小売店・飲食 Instagram

小売店・飲食店では、Instagramを推奨します。

Instagramは画像中心の投稿になるため、新商品の単体画像や料理の画像などが投稿に映えるので目に留まりやすくなります。

また、ECサイトやコーポレートサイト、実店舗への集客や販促に適しているツールでもあるため、小売店や飲食店には最適といえます。

美容室・エステサロン LINE

美容室・エステサロンでは、LINEがおすすめです。

新規獲得ではなく既存顧客向けとして有効で、LINEの「1:1トーク」を利用して直接のお問合せや予約を受けることが可能です。

メッセージの一斉送信もできるため、クーポンやキャンペーン情報などを一括して送ることも可能なことから、美容室・エステサロンに最適といえます。

メーカー・小規模事業者 LINE・TikTok

メーカー・小規模事業者にもLINEが最適です。また、若年層向けの小売りメーカーはTikTokが有効です。

LINEでは新規獲得ではなく既存顧客向けとして有効で、「1:1トーク」を使ってユーザーが問い合わせしたい場合、コーポレートサイトへ訪問するという手間が省けるので、ユーザーにとって簡単にそしてより身近に使用することができます。

また、エンドユーザーの反応がわかりづらいメーカーや小規模事業者にとって「1:1トーク」での顧客との直接のやり取りが、生の声を聞ける重要なコミュニケーションツールにもなります。

TikTokは特に10代~20代の利用者数が圧倒的に多く、また話題作りや拡散性も高い媒体であるため、若年層向けの小売りメーカーにとって有効な媒体の一つです。

Saas Twitter・youtube

Saas企業にはTwitter・youtubeがおすすめです。

Saasサービスは、潜在層に対して訴求していくことが必要なため、拡散力のあるTwitterが適しています。また、Googleの子会社であるYouTubeは検索エンジンに表示されやすいことから、SEO対策に強く利用するメリットは大きいでしょう。

SNSで集客している成功事例2選 

続いては、SNS集客で成功している企業2社をご紹介します。

シャープ株式会社(Twitter)

画像:SHARP シャープ株式会社|Twitter

「当たるも8K、当たらぬも8K」など、大企業とは思えない親しみやすいツイートで人気になり、今やフォロワーは83万人弱にも登ります。

また、ユーモアのある投稿だけでなくシャープの公式アカウントに対してリツートしてきた一般ユーザーに対して返信するなど、フォロワーとのコミュニケーションをしっかりと行っていることも成功した理由です。

話題性を出すために投稿にユーモアを取り入れ、Twitterの特徴をしっかりと捉えた成功例になります。

GoPro(Instagram)

画像:GoPro|Instagram

ウェアラブルカメラのGoProは、ハッシュタグ機能を使い一般ユーザーの写真を引用して投稿しています。ユーザーは、写真が採用されるようクオリティの高い写真をあげるので、自然と低コストで質の高い商品の宣伝をすることができます。

Instagramの特徴であるハッシュタグ機能で、ユーザー参加型の集客に成功した例となります。

SNS集客まとめ 

デジタル化が進む現代では、SNS集客が重要な役割を果たすようになってきています。SNS集客を効率的に行うためには、目的をしっかりと持ち、それに合わせたツールを選び戦略的に運用していくことが何よりも大切です。

SNS集客を行いたいけれど、時間や人材をかけられない場合や実際に運用しているが思った成果があげられないなどの場合には、SNSコンサルタントに依頼することも1つの手段です。

Epaceは積み上げてきたSNS集客のノウハウを使い、お客様にあったツールの選択から、投稿の作成、運用、細かい分析まで行い運用の支援を致します。

SNS集客を効率的に成功させたい、運用に困っているなどありましたらぜひお問合せください。

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執筆者

株式会社Epace 代表取締役

佐藤 駿介

法政大学法学部卒業。
大学在学中に動画マーケティング会社でYouTubeやTikTokの運用代行やオウンドメディアの構築、ライバー事業でライバーの育成・支援やインフルエンサーマーケティングを経験し、株式会社Epaceを創業。SNSの中でも特にYouTubeを得意とし、これまで上場企業や芸能人までジャンルを問わずSNSマーケティングを手がける。情報経営イノベーション専門職大学(iU)客員教員、一般社団法人インフルエンサー連盟SNS運用部門理事。

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