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若者を中心にユーザーを拡大しているTikTokですが、たびたびその安全性については問題の声が上がっています。
ですが、「実際に使っているけど、特に危険を感じたことはない」「心配しすぎでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではTikTokに危険性があるとされている理由を紹介します。
併せて、TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法も解説します。
本記事を読めば、TikTokの危険性についての理解が深まり、TikTokの危険性を回避したアカウント運用ができるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
そもそも、TikTokの利用に危険性はあるのでしょうか?
結論から言えば、TikTokの危険性は完全にゼロとは断言できません。なぜなら、TikTokをはじめとしたSNSでのコミュニケーションには、プライバシー侵害、個人情報の漏洩、悪質なユーザーによる誹謗中傷、犯罪目的でのアプローチなど、常にリスクが伴うからです。
加えて、インターネットの普及に伴い、新たな手口や技術を用いた犯罪やトラブルが発生することもあります。そのため、TikTokの運営側がセキュリティ対策を強化しても、危険性を完全に排除することは困難なのです。
TikTokは多くの人に楽しまれているSNSですが、その利用には一定の危険性が存在します。特に、規約上13歳未満の小学生はTikTokの利用が禁止されています。これは、若年層のユーザーがインターネット上の危険にさらされるリスクを最小限に抑えるための措置です。
また、プライバシーの保護や個人情報の安全性も懸念されるため、13歳未満の子供たちにはTikTokの利用を制限して、安全なオンライン環境を提供することが求められています。
では、実際にTikTokにはどのような危険性が存在するのでしょうか。ここでは、「TikTokに危険性があるとされている理由」として7つの危険性を紹介します。
TikTokに危険性があるとされている理由の1つ目は、個人情報が流出する可能性があるからです。
アプリの利用者が自身の個人情報を登録したり、動画を共有したりすることで、第三者による不正アクセスや情報漏えいのリスクが生じる可能性があります。また、TikTok上で知り合った人物との交流を通じて、個人情報が悪用されるケースも報告されています。
このような事態を防ぐためには、日常的に個人情報の取り扱いに十分注意を払い、セキュリティ対策を強化することが重要です。
TikTokに危険性があるとされている理由の2つ目は、投稿した動画が自分の知らないところで利用される可能性があるからです。
TikTokは拡散性の高いSNSとして有名ですが、その反面、著作権や肖像権の侵害、プライバシーの侵害といった問題が発生することがあります。例えば、自分が投稿した動画が無断で他のウェブサイトやSNS上に転載されたり、悪意を持った第三者によって改変されることも考えられます。
このような事態に陥ると、最悪の場合、犯罪に巻き込まれる可能性もあるのです。
TikTokに危険性があるとされている理由の3つ目は、悪質なユーザーから誹謗中傷を受ける可能性があるからです。
TikTokでは他のSNSよりもユーザー間のコミュニケーションが活発に行われる一方で、投稿した動画に対して不適切な言動を行ったり個人攻撃を行うユーザーも存在します。
このようなユーザーは、善悪の区別なく誹謗中傷を行う可能性が高いため、客観的に見て問題になる要素の無い投稿に対しても、攻撃を行います。
そして、このようなユーザーに対処するためには、自分自身が適切な言動を心がけるだけでなく、悪質なユーザーをブロックするなどの対策を取ることが重要です。
TikTokに危険性があるとされている理由の4つ目は、出会いや犯罪目的でDM機能を使う人がいるからです。
TikTokでは、ユーザー同士がコミュニケーションを取るためにDM(ダイレクトメッセージ)機能が提供されていますが、これが悪用されるケースもあります。実際に、個人情報を騙し取ろうとする詐欺師や、出会い目的で接触してくるユーザーからDMが届くことがあります。
ただし、現在のTikTokの仕様では、DMの設定を「オフ」に更新するとDMを受信できなくなるため、基本的には設定を「オフ」にしておくことを推奨します。
なお、TikTokのDMに関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokに危険性があるとされている理由の5つ目は、ユーザーとトラブルに発展する可能性があるからです。
TikTokでは個々のユーザーが自由にコミュニケーションを行うことができますが、その過程で意見の相違や誤解が生じ、場合によってはトラブルに発展するケースもあります。
トラブルを回避するためにも、自分自身が適切な言動を心がけるだけでなく、他のユーザーとのコミュニケーションにおいても敬意を持って接することが重要です。また、トラブルが発生した場合は冷静に対処し、場合によってはTikTok運営に相談することも考慮する必要があります。
なお、TikTokの通報に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokに危険性があるとされている理由の6つ目は、予想外のことから炎上に発展するからです。
TikTokでは、投稿した動画の内容が一部のユーザーに誤解を招くことや、他者の感情を傷つけるような表現が含まれている場合、炎上やバッシングに発展することがあります。
もちろん、初めから炎上するつもりで投稿することはないと思いますが、投稿者の意図しない反応や批判が集まることで、知らず知らずのうちに騒動となる可能性があるのです。
なお、TikTokの炎上に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokに危険性があるとされている理由の7つ目は、TikTok運営が大量のユーザーデータを収集しているからです。
多くのアプリやウェブサービスと同様に、TikTokもユーザーのアクティビティや閲覧履歴、位置情報など、さまざまなデータを収集しています。
これらのデータは、ユーザーに合わせたコンテンツの推薦や広告配信を行うために利用されることが一般的ですが、プライバシーの侵害や個人情報の流出リスクが懸念されています。
実際に、2022年にはTikTokの運営会社の社員が、TikTokの取材を担当している複数の記者の取材源を明らかにするため、記者の位置情報のデータを不正に入手しようとしていたことが判明しました。
出典:NHK「TikTok運営会社の社員 取材担当記者のデータに不正アクセス」
続いては、TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法を紹介します。
TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法の1つ目は、顔出しをしないことです。
顔出しを行わないことで個人の特定が難しくなり、プライバシーが保護されます。これにより、ユーザーが自分の投稿やアクティビティに対する不必要な注意を避けることができます。
顔出しをしない方法としては、動画のフレームに顔が映らないように撮影したり、アバターやイラストを使用したりする方法があります。また、TikTokにはエフェクトやフィルターが豊富に揃っているため、顔を隠す目的でこれらの機能を活用することもできます。
TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法の2つ目は、アカウントを非公開にすることです。
アカウントを非公開設定することで、フォロワー以外には動画が表示されず、自分が許可したユーザーだけが投稿を見ることができるようになります。
アカウントを非公開にする方法は以下の通りです。
①ホーム画面右上の「三本線」をタップして、「設定とプライバシー」を選択する。
②「アカウント」の「プライバシー」をタップする。
③「非公開アカウント」を「オン」にする
ただし、非公開アカウントに設定すると、新規フォロワーや多くのユーザーとの交流が制限されるため、拡散性やエンゲージメントが低下する可能性が高くなります。
なお、TikTok動画の非公開に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法の3つ目は、DMやコメント機能を使わないことです。
DMやコメントはコミュニケーションの手段として重要ですが、悪質なユーザーやスパムからの誹謗中傷や詐欺行為、個人情報の漏洩リスクが伴うことがあります。
ただし、DMやコメント機能を完全に使わない場合、他のユーザーとの交流や情報共有が制限されるため、アカウントを成長させるためには、ある程度のリスクを許容しつつ、適切な範囲で機能を活用することが望ましいです。
TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法の4つ目は、視聴のみで動画を投稿しないことです。
動画を投稿することなく、アプリを使って他のユーザーの動画を楽しむだけであれば、自分の個人情報やライフスタイルが広く公開されるリスクを大幅に減らすことができます。また、動画を投稿しないことで、予期しない炎上やプライバシー侵害のリスクも低減されるため、安心してアプリを使用することも可能です。
ただし、動画を投稿しない場合は、自分自身のクリエイティビティを発揮したり、多くのユーザーと交流したりするチャンスが失われることになります。
TikTokの危険性を回避して安全に利用する方法の5つ目は、ペアレンタルコントロール機能を利用することです。
TikTokでは、保護者が子供のアカウントとリンクして、子供のTikTokの利用を監視・管理できる「ペアレンタルコントロール機能」を提供しています。この機能を使えば、子供が閲覧できるコンテンツを制限したり、メッセージ機能の利用を制限したり、アカウントのプライバシー設定を変更したりすることができます。
また、ペアレンタルコントロール機能を利用することで、子供が利用する時間を制限することもできます。これにより、長時間の使用による健康上の問題や、勉強時間への悪影響を防ぐこともできます。
このように、TikTokは一定の危険性を孕んでいますが、TikTok以外のFacebook、Instagram、Twitter、LINEなどのSNSにも、TikTok同様のリスクが存在しています。
例えば、SNS上で自分の写真や個人情報を共有することで、第三者に悪用される可能性があります。また、他のユーザーからの誹謗中傷やストーカー行為に悩まされることもあります。
さらに、フィッシング詐欺やマルウェア感染のリスクもあります。他のユーザーや広告からの悪意あるリンクをクリックすることで、個人情報が漏洩したり、デバイスが感染したりする恐れがあります。
このように危険性があるため、TikTok以外のSNSでも、自己防衛策を講じることが重要です。
いかがでしたか? 今回はTikTokの危険性について紹介しました。
本記事を参考にして、ぜひ危険性を回避したTikTok運用をしてみてください。
また、Epaceは過去200社以上のSNSマーケティング支援で積み上げてきたTikTok運用のノウハウを活かし、投稿の作成、運用、内製化支援、詳細な結果分析までの総合提案を得意としておりお客様のご要望に合わせて柔軟に運用のご支援をいたします。
「TikTok運用代行を検討している」「TikTokの危険性についてもっと詳しく教えてほしい」など、TikTok運用に関するお悩みなどがありましたらぜひお気軽にお問合せください。
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