お問い合わせ

公開日:

更新日:

展示会の看板で来場者の足を止める方法|種類・デザインのコツ・制作の流れを解説

展示会で自社ブースに来場者を呼び込むために、最も重要な役割を果たすのが「看板」です。どれだけ優れた製品を展示していても、看板のデザインや設置が不十分では、来場者の目に留まらないまま素通りされてしまいます。

一般社団法人日本展示会協会によると、展示会は出展者にとって効率的に見込み顧客と接点を持てるマーケティング手段とされています。その貴重な機会を活かすためには、看板を通じて「何の会社なのか」「どんな課題を解決できるのか」を瞬時に伝える必要があります。(出典:展示会産業とは

この記事では、展示会で使われる看板の種類、来場者の足を止めるデザインのポイント、制作の流れと費用相場、設置時の注意点まで、実務に必要な情報を幅広くお伝えします。初めて展示会に出展する方も、看板のクオリティを上げたい方も、ぜひ参考にしてください。

確認したいポイント結論詳細
看板が集客に与える効果は?第一印象と視認性を左右展示会場で来場者が数秒でブースの価値を判断するため、看板の視認性とメッセージの明確さが集客に直結します。
看板の種類は?5タイプを使い分けるバックパネル、バナースタンド、吊り看板、立て看板、電飾看板の5種類があり、設置場所と目的で選びます。
デザインのコツは?5つのポイントを押さえるキャッチコピーの簡潔さ、文字サイズ、配色のコントラスト、視認距離の考慮、ブランド統一がデザインの鍵です。
文字サイズの目安は?距離に応じて設定する5m先から読ませるなら100pt以上、3m先なら70pt以上が目安です。実寸テストでの確認が不可欠です。
制作の流れは?4ステップで進めるコンセプト設計、デザイン制作、印刷・加工、搬入・設置の4ステップを計画的に進めると手戻りなく完成します。
費用相場は?1枚5,000円〜10万円以上バナースタンドなら5,000〜2万円、バックパネルは3〜10万円、電飾看板は10万円以上が一般的な目安です。
設置の注意点は?高さ制限と動線を確認展示会場ごとに看板の最大高さ規定があります。来場者の動線と視線の高さを考慮した設置位置の設計が重要です。
よくある失敗は?情報過多と視認性不足情報を盛り込みすぎて読めない、企業名だけで何の会社かわからない、設置高さが不適切という失敗が多発します。

この記事でわかること

・展示会の看板が集客力に与える影響と具体的な役割

・用途別に選べる看板5タイプの特徴と使い分け方

・来場者の足を止めるデザイン5つのポイント

・看板の制作フローと種類別の費用相場

・設置時の注意点とよくある失敗の回避策

マーケティングに関するお悩みは、
株式会社Epaceの無料相談をご利用ください。

イーペースには、SNS、広告、SEOなど各施策ごとのスペシャリストが在籍しており、あらゆる施策に対応しています。お気軽にお問合せください。

  • 総合提案の豊富な実績
  • 戦略立案から実行まで行えるからこその詳しい理解
  • 上流工程からの施策落とし込みが可能
無料相談はこちら

展示会の看板が集客力に与える影響

展示会場には数十から数百のブースが並びます。来場者は限られた時間の中で効率的に情報を集めようとしており、各ブースの前を通過する際に看板を見て立ち寄るかどうかを判断します。その判断に要する時間はわずか数秒です。

看板は、その数秒の間に「この会社は何を提供しているのか」「自分に関係がありそうか」を瞬時に伝える役割を担っています。企業名だけの看板では、全国的に知名度がある大企業を除き、来場者の関心を引くことはほぼできません。

効果的な看板は、来場者のニーズに刺さるキャッチコピー、視認性の高いデザイン、ブランドの世界観を表現するビジュアルの3つの要素を兼ね備えています。看板のクオリティを上げることは、ブースへの来場者数を増やし、商談機会を拡大するための最も費用対効果の高い投資のひとつです。

展示会で使われる看板の種類と特徴

展示会の看板にはさまざまなタイプがあり、設置場所や目的に応じて使い分けることが大切です。ここでは代表的な5種類を紹介します。

バックパネル(壁面看板)

ブースの背面に設置する大型の看板で、展示会看板の中心的な存在です。企業ロゴ、キャッチコピー、製品ビジュアルを大きく掲載し、ブースの「顔」として機能します。壁面全体を1枚のグラフィックで覆う「壁面グラフィック」もバックパネルの一種であり、1〜2小間の小規模ブースで統一感を出すのに適しています。

サイズはブースの壁面に合わせてW2,700mm×H2,400mm程度が標準的ですが、会場の規定に応じて調整が必要です。素材はスチレンボードやアルミ複合板が一般的で、布製のテンションファブリックも近年は増えています。

バナースタンド(ロールアップバナー)

自立式のスタンドにバナーをセットして使用する看板で、設置・撤去が簡単で持ち運びやすく、複数の展示会で繰り返し使えるコストパフォーマンスの高さが最大の特徴です。

ブースの入口やサイドに設置して、通路を歩く来場者へのアイキャッチとして活用するのが一般的です。バナー部分は差し替え可能なタイプもあり、展示会ごとに内容を変えて運用できます。サイズはW850mm×H2,000mm程度が標準で、価格も比較的手頃です。

吊り看板(吊りサイン)

天井から吊り下げるタイプの看板で、来場者の目線より高い位置に設置できるため、遠くの通路からでもブースの存在を認識してもらえます。大規模な展示会や3小間以上のブースで特に効果を発揮します。

ただし、設置には会場の許可や専門業者による施工が必要なケースが多く、費用も他の看板に比べて高めになります。展示会場によっては吊り看板の設置自体が制限されている場合もあるため、事前に主催者への確認が欠かせません。

立て看板(スタンド看板)

ブースの前面や通路沿いに設置する自立型の看板です。A型看板やイーゼルタイプが代表的で、来場者の目線の高さに合わせた情報掲示に適しています。ブースの入口に設置して「無料デモ実施中」「資料配布中」といった行動喚起型のメッセージを掲示するのに使われます。

ポスターの差し替えが容易なタイプを選べば、展示会ごとに内容を更新でき、長期的に活用できます。ただし、通路上への設置は会場規定で制限されることがあるため、設置可能なエリアを事前に確認しましょう。

電飾看板・LEDサイン

LEDやバックライトを内蔵した看板で、照明の効果で遠くからでも強い存在感を発揮できます。特に会場内の照明環境が暗い展示会や、ブースの位置が通路から離れている場合に効果的です。

近年は薄型のLEDパネルやデジタルサイネージを看板として活用するケースも増えており、動画コンテンツの再生と組み合わせることでさらに高い訴求力を実現できます。コストは他の看板に比べて高めですが、視覚的なインパクトは群を抜いています。

マーケティングに関するお悩みは、
株式会社Epaceの無料相談をご利用ください。

イーペースには、SNS、広告、SEOなど各施策ごとのスペシャリストが在籍しており、あらゆる施策に対応しています。お気軽にお問合せください。

  • 総合提案の豊富な実績
  • 戦略立案から実行まで行えるからこその詳しい理解
  • 上流工程からの施策落とし込みが可能
無料相談はこちら

展示会の看板デザインで押さえるべき5つのポイント

看板のデザインは「見た目の良さ」だけでなく、「来場者に情報が伝わるかどうか」が最も重要です。ここでは成果につながる5つのデザインポイントを解説します。

【ポイント1】キャッチコピーは短く、課題解決型にする

看板のキャッチコピーは10〜15文字以内を目安に、来場者の課題やニーズに刺さる表現にするのが基本です。企業名や製品名だけでは、初めてその企業を知る来場者には何の会社かわかりません。

「在庫管理の工数を半分にする方法」「製造現場のDXを実現するシステム」のように、来場者が「自分に関係がある」と感じられるコピーを前面に出しましょう。企業名やロゴはサブ的な位置づけで配置します。

【ポイント2】文字サイズは視認距離から逆算する

展示会場では来場者が3〜5m離れた位置から看板を見ることになります。キャッチコピーは100ポイント以上、サブコピーは50〜70ポイント、補足テキストは30ポイント以上を確保すると、距離を取っても十分に読み取れます。

デザイン完成後には必ず実寸サイズでの出力テストを行い、実際の距離から視認できるかどうかを確認してください。パソコン画面上では問題なく見えるサイズでも、実寸に引き伸ばすと予想以上に小さく感じることがよくあります。

【ポイント3】配色はコントラストを重視する

背景色と文字色のコントラストを強くすることが、看板の視認性を高める最も効果的な方法です。白い背景に濃い文字色、または濃い背景に白抜き文字が王道の組み合わせです。

ブランドカラーを活用する場合は、視認性が落ちないようコントラスト比を必ず確認してください。淡い色同士の組み合わせは展示会場の照明環境によっては読みにくくなるため注意が必要です。使用する色は3〜4色以内に抑え、統一感のあるデザインを心がけましょう。

【ポイント4】写真やビジュアルで具体的なイメージを伝える

テキストだけの看板よりも、製品の使用シーンや導入後のイメージが伝わる写真を組み合わせた看板の方が、来場者の目を引きやすいです。特にBtoB製品は形が見えにくいものが多いため、ビジュアルで「何ができるか」を具体的に示すことが重要です。

ただし、画像を多用しすぎるとかえって情報量が増えてしまいます。看板1面につき写真は1〜2点にとどめ、メッセージとのバランスを取りましょう。

【ポイント5】ブース全体のデザインと統一感を持たせる

看板のデザインは、ブースの壁面、テーブルクロス、パネル、配布物と統一されたカラーパレットとフォントで設計するのが基本です。看板だけが浮いたデザインになると、ブース全体のまとまりが損なわれ、プロフェッショナルな印象が薄れます

この統一感は「トーン&マナー」と呼ばれるデザインルールで管理します。看板の制作を外注する場合は、ブース全体のトーン&マナーを制作会社に共有しておくと仕上がりの一貫性を確保できます。

展示会の看板制作の流れと費用相場

看板の制作は計画的に進めることが品質と納期の確保につながります。ここでは制作フローと費用の目安をお伝えします。

制作は4ステップで進める

展示会看板の制作は、コンセプト設計、デザイン制作、印刷・加工、搬入・設置の4つのステップで進めます。展示会の1〜2か月前にはコンセプトの打ち合わせを開始し、3週間前までにはデザインを確定させるのが理想的なスケジュールです。

デザインの修正が発生することも見込んで、初稿提出から確定までに1〜2週間の余裕を確保しましょう。印刷・加工には5〜10営業日、吊り看板など施工が必要な場合はさらに設営日数が加わります。

種類別の費用相場

看板の費用は種類やサイズ、素材によって幅があります。以下が一般的な目安です。

バナースタンド:1本あたり5,000〜2万円程度。バナーの差し替えだけなら数千円で対応できるため、複数の展示会で使い回す場合はコストパフォーマンスに優れています。

バックパネル(壁面看板):1面あたり3〜10万円程度。サイズが大きくなるほど費用が上がります。デザイン費は別途5〜15万円程度が一般的です。

吊り看板:制作費5〜15万円に加え、設置工事費が別途かかります。合計で10〜30万円程度を見込んでおきましょう。

電飾看板・LEDサイン:10万円以上が一般的で、大型のLEDパネルやデジタルサイネージは数十万円に達することもあります。

展示会で看板を設置する際の注意点

看板のデザインが完璧でも、設置方法を誤ると効果が半減します。ここでは設置時に押さえるべきポイントをまとめます。

会場の高さ制限と設置ルールを事前に確認する

展示会場ごとに看板の最大高さ制限が定められています。一般的には1小間ブースで2.7m程度が上限ですが、小間数や位置によって異なる場合があります。吊り看板を使用する場合は主催者への事前申請が必要なケースもあるため、出展要項を必ず確認しましょう。

通路へのはみ出しも会場規定で制限されていることが多いです。立て看板やバナースタンドの設置位置が規定に抵触しないよう、事前にブースの図面上で配置を検討しておくことが大切です。

来場者の視線の高さと動線を考慮する

看板の設置位置は、来場者の視線の高さ(床から150〜170cm程度)を基準に決めるのが基本です。メインメッセージがこの高さに来るよう調整すると、最も自然に目に入ります

また、来場者がどの方向からブースに近づくかを想定し、最も人通りの多い通路側に看板の正面が向くように配置しましょう。角地のブースであれば、2方向から見えるように看板を配置すると集客効果が高まります。

集客施策全般の考え方については、以下の記事も参考にしてください。

マーケティングに関するお悩みは、
株式会社Epaceの無料相談をご利用ください。

イーペースには、SNS、広告、SEOなど各施策ごとのスペシャリストが在籍しており、あらゆる施策に対応しています。お気軽にお問合せください。

  • 総合提案の豊富な実績
  • 戦略立案から実行まで行えるからこその詳しい理解
  • 上流工程からの施策落とし込みが可能
無料相談はこちら

展示会の看板でよくある失敗とその対策

看板の制作・設置で起こりがちな失敗パターンを把握し、事前に対策を講じましょう。

情報を盛り込みすぎて何も伝わらない

最も多い失敗は、看板に情報を詰め込みすぎることです。製品の特徴、会社概要、導入実績、キャンペーン情報をすべて1枚の看板に載せた結果、文字だらけになり来場者が一瞥しただけで通り過ぎてしまいます。

対策は、看板で伝えるメッセージを最大1つに絞り、詳細情報はブース内のパネルや配布資料に委ねることです。看板は「興味を持ってもらう入口」であり、すべてを語る場ではありません。

企業名だけで何の会社かわからない

全国的に知名度のない企業が、看板に企業名とロゴだけを大きく掲示しても、来場者にとっては何を提供している会社なのかがわかりません。企業名ではなく「何を解決できるか」を前面に出す看板こそ、来場者の関心を引けます

企業名はサブ的な位置づけで看板の上部や下部に配置し、看板の中央にはキャッチコピーや製品の価値提案を大きく掲示するレイアウトにしましょう。

文字が小さすぎて遠くから読めない

PC画面でデザインしたときには問題なく読めた文字が、実寸の看板では予想以上に小さく感じるケースは非常に多いです。必ず実寸サイズでの出力テストを行い、3〜5m離れた位置から視認できるかを確認してください。

時間がない場合でも、A4用紙にキャッチコピー部分だけを原寸比率で印刷し、壁に貼って距離を取って確認するだけでも効果があります。この一手間が看板デザインの品質を大きく左右します。視認性の確認は必ず実施しましょう。

業種別の集客施策については、以下の記事もあわせてお読みください。

マーケティングに関するお悩みは、
株式会社Epaceの無料相談をご利用ください。

イーペースには、SNS、広告、SEOなど各施策ごとのスペシャリストが在籍しており、あらゆる施策に対応しています。お気軽にお問合せください。

  • 総合提案の豊富な実績
  • 戦略立案から実行まで行えるからこその詳しい理解
  • 上流工程からの施策落とし込みが可能
無料相談はこちら

展示会業界の最新動向やスケジュールについては、一般社団法人日本展示会協会の公式サイトで確認できます。

参考:一般社団法人日本展示会協会(https://www.nittenkyo.ne.jp/)

まとめ

展示会の看板は、来場者にブースの存在と価値を瞬時に伝える最も重要なツールです。本記事でお伝えしたポイントを振り返ります。

看板は来場者の第一印象を決定づけ、ブースへの集客力を大きく左右します。種類はバックパネル、バナースタンド、吊り看板、立て看板、電飾看板の5タイプがあり、ブースの規模や設置場所、予算に応じて使い分けることが大切です。

デザインでは、短く課題解決型のキャッチコピー、視認距離を考慮した文字サイズ、コントラストの強い配色、効果的なビジュアル、ブース全体との統一感という5つのポイントを押さえることが成功の鍵です。

制作は展示会の1〜2か月前から計画的に進め、費用はバナースタンドなら数千円から、バックパネルなら数万円から用意できます。設置時には会場の高さ制限を確認し、来場者の視線と動線を意識した配置を心がけましょう。

情報過多、企業名のみの掲示、文字の小ささといったよくある失敗を避け、来場者の「自分に関係がある」という気づきを生む看板を制作することが、展示会の成果を最大化する第一歩です。この記事を看板制作のチェックリストとして活用し、次回の展示会出展で最大限の集客効果を実現してください。

また、Epaceはこれまで700社以上の企業を支援してきた実績があり、そのノウハウを活かして、展示会での集客や商談獲得につながる看板・パネルなどの制作をサポートしています。

展示会看板は、来場者の目を引くだけでなく、「何を提供している企業なのか」「どのような課題を解決できるのか」を短時間で伝える重要なツールです。Epaceでは、展示会の目的やターゲットに合わせた企画・構成から、キャッチコピー、デザイン、ブース全体との統一感まで考慮し、伝わりやすい展示会看板をご提案します。

「展示会で目立つ看板を作りたい」「来場者が足を止めるデザインにしたい」「看板やパネルを含めてブース全体の訴求を改善したい」など、展示会看板の制作・活用でお悩みの方は、ぜひお気軽にEpaceへご相談ください。

マーケティングに関するお悩みは、
株式会社Epaceの無料相談をご利用ください。

イーペースには、SNS、広告、SEOなど各施策ごとのスペシャリストが在籍しており、あらゆる施策に対応しています。お気軽にお問合せください。

  • 総合提案の豊富な実績
  • 戦略立案から実行まで行えるからこその詳しい理解
  • 上流工程からの施策落とし込みが可能
無料相談はこちら

この記事をSNSでシェアする

開催予定のセミナー

現在、開催予定のセミナーはありません。

1分で入力完了! お問い合わせ・ご相談