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TikTokとInstagramは、近年のSNSブームを牽引する2つの巨大プラットフォームとして多くのユーザーに親しまれています。
一見似ているようでいて、実はそれぞれに独自の特徴と魅力があります。
本記事では、TikTokとInstagramの違いを明らかにし、それぞれのプラットフォームが持つ独特の魅力や利用シーンについて深掘りしていきます。
どちらを主に利用すべきか迷っている方や、新たなSNS活用法を模索している方は必見です。
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目次
Instagramとは、写真や動画、画像の投稿に特化したSNSです。
他のSNSと比べビジュアル重視であり、Instagram上での写真の加工や編集が可能です。
また、Instagramは世界中で毎月10億人以上が利用しているSNSであり、10代女性の8割以上が利用しています。
そのため、Instagramを使用して自社製品を宣伝する著名人や企業が増加しています。
なお、本記事ではInstagramについてはリール機能に絞って説明していきます。
Instagramの特徴は写真や動画、画像のみで投稿ができる点です。
凝った文章を書く必要がなく、スマホで撮った写真のみで投稿が可能です。また、画像や動画を加工・編集できるフィルター機能もあります。
他にも、投稿から24時間のみ視聴できる「ストーリー」や、ショート動画の「リール」などの投稿形式があります。
リール機能は、縦型の短尺動画を作成できる機能です。15分未満の動画は全てリールとして扱われています。リール機能で作成した動画はストーリーにも投稿可能です。
しかし、シェア機能が少ないので投稿内容は基本的にはフォロワーにしか届きません。
そのため、友人や同じ趣味をもつ人同士のコミュニケーションに向いているでしょう。
Instagramを運用するメリットは、企業利用者向けのビジネスアカウントを利用できる点です。
Instagramでは、企業が顧客との交流に役立つツールが備わっているビジネスアカウントがあります。
ビジネスアカウントでは、プロフィールに企業情報の登録ができ、ストーリー機能でInstagram内に広告の投稿ができます。
Instagramのビジネスアカウントは無料で作成できるので、気軽に始められるでしょう。
実際、ビジネスアカウントを利用している企業として「moim」や「ニトリ」、「ダイソー」などが挙げられます。
そのため、ビジネスアカウントの利用ができるのはInstagramを運用するメリットでしょう。
TikTokとは、数秒〜数分の短尺動画を投稿できるSNSです。
国内ユーザー950万を達成しており、今も利用者を伸ばしているSNSです。
ユーザーの過半数を10〜20代で占めており、主にエンタメ動画を多く投稿しています。
そのため、若者の認知や好感度を上げるために利用する企業が増加しています。
TikTokの特徴は、スマホのみで誰でも編集した短尺動画を投稿できる点です。
TikTok上で撮影と編集ができるので、撮影機材や編集ソフトを必要とせず、スマホがあれば誰でも投稿が可能です。
短尺であるので、他の動画サイトに比べると高いクオリティを必要とせず、参入するハードルが高くありません。
そのため、オリジナル動画を投稿するTikToker(ティックトッカー)として活動する人もいます。
誰でも編集した短尺動画を投稿できるのはTikTokの最大の特徴です。
TikTokを運用するメリットは、情報の拡散力が高い点です。
他のSNSでは主にフォロワーやそれに近いユーザーに投稿が表示されます。
TikTokでは、フォロワー以外にもおすすめとして投稿が表示されるので、より多くのユーザーに情報を拡散可能です。
実際、TikTokを利用している企業として「ローソン」や「マクドナルド」、「ユニクロ」などが挙げられます。
そのため、情報の拡散力が高いのはTikTokを運用するメリットでしょう。
続いて、InstagramとTikTokの違いを5つ紹介します。
InstagramとTikTokの違いの1つ目は、ユーザーの流入経路が異なる点です。
Instagramは主にDM(ダイレクトメール)やストーリー、メンションからの流入に対し、TikTokはおすすめ欄やタイムラインからの流入が多いです。
Instagramでは、ストーリーにハッシュタグを付けると、その単語で調べたユーザーに投稿を見てもらえます。
また、企業にメンションしてもらえれば、多くのユーザー獲得を狙えます。
そのため、Instagramは投稿者の発信している情報に共感をもつ人が集まりやすいと言えるでしょう。
対してTikTokでは、画面をスライドすると次の動画が再生される仕組みなので、おすすめ欄やタイムラインに多くの投稿が流れるよう動画の質を高める必要があります。
そのため、TikTokではユーザーが共感していないジャンルの投稿でも見てもらえる可能性があります。
InstagramとTikTokの違いの2つ目は、投稿に記載できる文字数がInstagramの方が多い点です。
Instagramは2,200文字、TikTokは170文字まで投稿時に記載できます。
Instagramは写真や動画が主な投稿内容であるので、文字数の上限は十分でしょう。
TikTokも動画が主な投稿内容ではありますが、170文字しかありません。
文章も使って投稿したいのであれば、文字数が多いInstagramが適しています。
InstagramとTikTokの違いの3つ目は、Instagramは動画を掲載する場所を選べる点です。
TikTokでは動画を掲載する場所が1つしかありませんが、Instagramではストーリーとリールの2つの発信方法があり、役割に合わせて投稿が可能です。
ストーリーは投稿から24時間後に消えるため、ちょっとした日常を気軽に投稿するのに適しています。
リールは投稿すると自分で消さない限りは動画が残るため、思い出を残しておきたいときに適しています。
InstagramとTikTokの違いの4つ目は、TikTokでは自分の興味外の動画も「おすすめ欄」に表示される点です。
Instagramは基本的に自分の興味のあるコンテンツが「おすすめ欄」に表示されますが、TikTokでは自分が興味がないコンテンツも「おすすめ欄」に表示されます。
これにより、TikTokはInstagramよりも拡散性が高いとされています。
InstagramとTikTokの違いの5つ目は、親和性のあるコンテンツが異なる点です。
Instagramは年齢を問わず幅広い世代へ浸透している一方、TikTokは比較的新しいSNSプラットフォームであるため、10代~20代の若い世代を中心に利用されています。
具体的には、親和性の高いジャンルはそれぞれ以下のとおりです。
TikTokとInstagramは使い分けることで相乗効果が期待できます。
Instagramの弱点としては拡散力の低さが挙げられ、ユーザー自身に興味がない投稿を届けにくくなっています。
しかし、TikTokであればユーザー自身に興味がない投稿を届けられるほどの強い拡散力を持っています。そのため、Instagramでの伸びが芳しくない場合でも、TikTokを併用することで新たなユーザーの獲得を狙うことが可能になります。
また、TikTokのプロフィール欄にInstagramのリンクを貼り、そこからInstagramへの流入を狙うことも可能です。
TikTokとInstagramは使い分けることで相乗効果を期待できます。
ここからは、TikTok運用での成功事例を3つ紹介します。
出典:マクドナルド
TikTokの成功事例1つ目は、マクドナルドです。
マクドナルドのTikTokは一本一本の動画のクオリティが高く、フォロワーのエンゲージメント率が高いのが特徴的です。
例えば、「シズル文學」という投稿シリーズでは、マクドナルドの商品のASMR(ポテトを揚げている音、ハンバーガーにかぶりつく音など)と、人気声優・津田健次郎さんのナレーションという異色の組み合わせが人気を博し、一本の動画で20万以上の「いいね」がついているものも出るほど、バズを生んでいます。
また、人気モデルのあのちゃんさんを起用したポップな動画も人気で、こちらは3本すべてで10万以上の「いいね」がつくほど、支持を集めています。
このように、マクドナルドは自社の商品の特徴と人気タレントを掛け合わせた動画を投稿することで、TikTokでバズを生んでいます。
出典:ユニクロ
TikTokの成功事例2つ目は、ユニクロです。
ユニクロのTikTokでは、自社製品の紹介動画がメインではありますが、紹介の仕方に工夫があります。
例えば、商品の紹介を実際のユニクロの店舗のスタッフが行って入る動画では、スタッフ同士の和気あいあいとした雰囲気や、自然な着こなしが人気を博しています。
また、音声読み上げ機能を使ってテンポよく動画を展開することで、視聴者を飽きさせない工夫をしている動画もあり、エンゲージメント率も高くなっています。
他にも、芸能人やインフルエンサーとコラボした動画も投稿するなど、さまざまなパターンの動画を投稿することで、ユーザーの飽きを防ぐ工夫もされていることで、既存フォロワーからのリアクションも維持しています。
出典:三和交通
TikTokの成功事例3つ目は、三和交通です。
三和交通のTikTokでは、ダンス動画を中心に投稿しており、おじさんが会社内でダンスに挑戦している姿が「かわいい」「面白い」として注目を集めています。
普段はイメージできないタクシードライバーの方々の親しみやすさが伝わり、三和交通のタクシーを利用するお客さんの増加に繋がりました。
まだTikTokが流行する前から積極的に投稿を続け、数多くの動画でバズを生み出した三和交通は、中小企業のTikTok運用の教科書とも言える存在です。
Instagramリールで実際に成功した事例を3つ紹介します。
Instagramリールの成功事例1つ目は、3COINS(スリーコインズ)です。
300円均一の雑貨を扱う3COINSのInstagramアカウントでは、実際の商品を日常生活でどんなふうに使えるのかを、わかりやすく解説するリールが人気です。
紹介する商品も、ちょっとした小物からキッチン用品、アウトドアで使える椅子まで豊富に展開しているため、幅広い年齢層に動画を届けられるようにされています。
また、3COINS独自の「社内インフルエンサー制度」により、実際の店舗スタッフが自社の商品を紹介するInstagramアカウントを運用しているのも大きな特徴です。これにより、大きな広告費をかけずに話題を生み出すことを可能にしています。
出典:クラシル
Instagramの成功事例2つ目は、クラシルです。
料理レシピ動画の配信アプリで有名な「クラシル」のInstgramアカウント。最近、料理のレシピ動画をリールにアップするアカウントが増えている中で、クラシルは再生回数100万回を超えるバズ動画を連発していますが、その秘密は、動画の構成にあります。
クラシルの動画には、レシピを料理人が顔出しで出演して紹介する動画があります。この動画に出演している料理人の方々がユニークな方ばかりのため、クラシルは「単なるレシピ動画のアカウント」ではなく、「ちゃんとしたエンタメ動画も流すアカウント」として認知されており、アカウント自体にファンがしっかりとついています。
そのため、各動画のエンゲージメント率も高く、他のレシピアカウントと大きく差別化できているのです。
出典:ニトリ
Instagramの成功事例3つ目は、ニトリです。
インテリア・家具販売の大手企業であるニトリのInstagramアカウントでは、自社の商品を紹介するリールが投稿されています。
企業のInstagramアカウントのリール動画は、動画の雰囲気を重視した「商品紹介のPVないしはCM」のような構成のものが多い中で、ニトリのリールは実際の生活におけるニトリの商品の活用方法を紹介する内容となっているため、視聴者の興味をグッと引き付けることに成功しています。
その中でも、ニトリらしい「シンプル」かつ「スタイリッシュ」なイメージが伝わる動画に仕上げているため、競合アカウントとの差別化にも成功しています。
ここからは、InstagramとTikTokの違いに関するよくある質問を1つずつ解説していきます。
TikTokとInstagramの連携手順は以下の通りです。
また、TikTokとInstagramの連携はTikTok側でのみ行うことが可能です。
なお、TikTokとInstagramの連携に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
TikTokの動画自体をInstagramに載せるのは違法ではありません。
しかし、著作権によってTikTokで使用していた音源をInstagramでは使用できない場合があります。
また、投稿者に許可を取らずに載せるとトラブルの元になる可能性があるので、必ず許可を取るようにしましょう。
なお、TikTokの著作権に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
同じ動画でも再生回数やいいね数が違うのは、動画の拡散力に違いがあるためです。
InstagramよりもTikTokのほうが拡散力が強く、動画が届くユーザー数に違いがあるためです。
そのため、多くの再生回数やいいね数を獲得したい場合は、拡散力が強いTikTokを選ぶほうがよいでしょう。
なお、TikTokの再生回数に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
今回はInstagramとTikTokの違いについて紹介しました。
InstagramとTikTokの運用を検討している際は、本記事を参考にして、どちらのSNSを使用するか決めてみてください。
また、Epaceは過去200社以上のSNSマーケティング支援で積み上げてきたTikTok、Instagram運用のノウハウを活かし、投稿の作成、運用、内製化支援、詳細な結果分析までの総合提案を得意としておりお客様のご要望に合わせて柔軟に運用のご支援をいたします。
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