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ネイルサロンを経営するにあたって、思うような集客ができず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、多くのネイルサロンが抱えている集客課題について解説します。
また、集客を成功させるポイントや具体的な集客手法についても解説していきます。
自店舗の課題を見つけたい人や、効果的な集客手法が知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずは、多くのネイルサロンが抱えている集客の課題を3つ解説していきます。
多くのネイルサロンが抱えている集客課題の1つ目は、新規顧客/リピーターを獲得できていないことです。
国内ネイルサロンの店舗数は2021年時点で30000店以上あり、ネイルサロンの市場は飽和状態です。
そのため、数多くのネイルサロンが新規顧客やリピーターを獲得できずに伸び悩んでいるのが現状です。
ユーザーから選ばれるには、スタッフの技術力や個性的なデザインなどの独自性を打ち出していくべきです。
多くのネイルサロンが抱えている集客課題の2つ目は、自店舗の魅力をどうやってアピールすればいいのかわからないことです。
集客に問題があるネイルサロンは、「どのような内容を発信するべきか」「どの媒体やツールを使うべきか」などと悩んでいるケースが多くみられます。
魅力をアピールして集客に繋げるためには、情報をやみくもに発信するだけでは意味がありません。
差別化できる強みを正確に把握して、ユーザーが「この店に行ってみたい」と思えるような内容をアピールしていくことが大切です。
多くのネイルサロンが抱えている集客課題の3つ目は、集客できない原因を技術力/価格/立地のせいにしていることです。
これらの要素が重要なのは確かですが、はじめから1つの理由に絞ってしまうと、改善策の選択肢を自ら狭めることになるでしょう。
ユーザーの年齢や考え方、ライフスタイルはそれぞれで、ネイルサロンに求める要素も人によってさまざまです。
技術力/価格/立地を変えなくても集客できる可能性はあるので、現状でできる施策について一度考えてみてください。
続いて、ネイルサロンが集客のために必ず実施すべき事項を3つ解説します。
ネイルサロンが集客のために必ず実施すべき事項の1つ目は、Googleマップへの登録(Googleビジネスプロフィールの設定)です。
Googleビジネスプロフィールを設定すると、店名や住所、営業時間、URL、写真などの詳細な情報がGoogleマップに登録されます。
プロフィール上では投稿される口コミがユーザーの判断材料となるため、良い口コミを増やすことが非常に重要になってきます。
Googleビジネスプロフィールの登録・運用には費用がかかりません。
店舗の集客に大きな役割を持つサービスなので、必ず設定するようにしましょう。
ネイルサロンが集客のために必ず実施すべき事項の2つ目は、ホットペッパービューティーへの登録です。
ホットペッパービューティーは、国内最大級のユーザー数と掲載店舗数を誇る美容ポータルサイトです。
会員ユーザーはスマホから簡単にネット予約ができるため、登録すれば大きな効果が見込めるでしょう。
プランに応じた掲載費用が必要ですが、ネイルサロンの集客にはぜひとも活用したいサービスです。
ネイルサロンが集客のために必ず実施すべき事項の3つ目は、Instagram運用です。
Instagramは写真や動画などのビジュアルに特化しており、他のSNSと比べて女性の利用割合が高いことが特徴です。
そのため、ネイルサロンの集客と相性が良く、新しいネイルデザインや施術したネイルの写真を発信するのに適しています。
Instagram投稿の際は、全体の統一感やハッシュタグの活用、文章でコンセプトを伝えることなどを心がけましょう。
続いて、ネイルサロンにおすすめの集客手法を10個紹介します。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の1つ目は、ホームページの開設です。
Web上の情報で判断するデジタル社会において、ホームページはお店の看板ともいえる大切な存在です。
ホームページは店舗の細かい情報を発信できるメリットがあり、昨今は検索エンジンだけでなくSNS経由でアクセスされるケースも多くなっています。
SNSアカウントに加えてホームページが用意されていると、ユーザーからの信用が高まるため、できる限り開設しておきましょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の2つ目は、ブログ更新(SEO対策)です。
ブログ更新で集客を目指すには、検索ページの上位に表示させるための「SEO対策」が欠かせません。
例えば、「地域名+ネイル+おすすめ」「地域名+ジェルネイル」といった需要が高いキーワードでの対策が考えられます。
SEO対策は効果が出るまで半年以上かかりますが、ブログが上位表示されれば強力な集客ツールとなるでしょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の3つ目は、TikTok/YouTube運用です。
どちらのSNSも、前述したInstagramとあわせての運用をおすすめします。
10代~20代前半のZ世代をターゲットにするのであれば、TikTokの動画投稿が効果的です。
TikTokはショート動画がメインなので、冒頭の2秒で興味を持ってもらえるような工夫を心がけてください。
また、幅広い年代が利用するYouTubeは、店舗の雰囲気や施術中の様子を動画で伝えたい場合におすすめです。
動画投稿はサロンの特徴が伝わりやすいため、うまく活用することで多くのファンを獲得できるでしょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の4つ目は、LINE公式アカウント運用です。
LINE公式アカウントを運用すると以下のことが可能になります。
お得な情報の配信は、一度来店したユーザーに再来店してもらうためのきっかけとして活用できます。
また、LINEのチャット画面から簡単に予約可能なので、予約のハードルを下げられます。
リピーターを増やしたい場合は、LINE公式アカウント運用に積極的に取り組むべきでしょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の5つ目は、Web広告運用です。
Web広告は該当ジャンルに興味があるユーザーに表示されるため、短期間で効果が期待できる手法です。
特にInstagramの広告は、ターゲットを絞ったうえでセールス感を抑えた広告配信ができるので、ネイルサロンの集客に適しています。
Web広告運用を外部に委託するかどうかは、費用対効果を考えて慎重に検討してみましょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の6つ目は、インフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーマーケティングとは、SNSで影響力のあるインフルエンサーにサービスを宣伝してもらう手法です。
実際、人気ネイルサロンのなかには、有名インフルエンサーが施術を受ける様子をInstagramに投稿して集客に繋げている店舗も多くみられます。
おしゃれな雰囲気や流行のデザインを発信したいネイルサロンにとって、インフルエンサーマーケティングは親和性の高い集客手法と言えるでしょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の7つ目は、ポータルサイトへの登録です。
ネイルサロンに通うユーザーの大多数は、さまざまな店舗情報が掲載されたポータルサイトでサロンを見つけています。
そのため、新規集客を効率的に行うにはポータルサイトへの登録がおすすめです。
ネイルサロン向けのポータルサイトは、国内最大級のホットペッパービューティーをはじめ、エキテン、楽天ビューティー、ビューティーパークなどさまざまなサービスが存在します。
サイトやプラン内容によって費用は大幅に異なるため、登録を検討している場合は直接問い合わせてみましょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の8つ目は、チラシ配り・ポスティングです。
昨今、SNSやポータルサイトの普及でポスティングの需要は減少し、チラシを見る機会は少なくなりました。
しかし、近所の住人や職場で働く人にサロンの存在を広めるためには、チラシ配り・ポスティングが非常に効果的です。
チラシにSNSのアカウントやホームページのURLなども記載できるので、お店を知ってもらうきっかけとして期待できるでしょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の9つ目は、オフライン広告の掲載です。
新聞・ラジオなどのオフライン広告は縮小傾向ですが、紙媒体が身近なターゲット層を狙う場合や、地域密着型のサロンの場合には有効な手法です。
また、屋外の看板広告などもオフライン広告に当てはまります。
通りすがりの人にサロンを周知できるので、特に制限がなければ店頭に看板を出してアピールするのも効果的でしょう。
ネイルサロンにおすすめの集客手法の10個目は、ダイレクトメールの送付です。
一度来店したユーザーに再来店を勧める場合、電子メールやハガキを使ったダイレクトメールがおすすめです。
メールやハガキに利用できるクーポンを付ければ、効果検証がしやすくなりアプローチの精度も上がるでしょう。
リピーターを獲得するために、前述のLINE公式アカウント運用とあわせて活用したい手法の1つです。
続いて、ネイルサロンの集客を成功させるポイントを5つ紹介します。
ネイルサロンの集客を成功させるポイントの1つ目は、狙いたいターゲット層を明確にすることです。
ターゲットの年齢や性別、職業、趣味などを細かく決めることで、ユーザーに刺さるサービスとマーケティングの方向性が見えてきます。
たとえば学生から20代前半の場合、SNS映えするポップなデザインや、好きなアイドルなどをイメージした「推しネイル」などが人気です。
一方、30代以降の社会人であれば上品で落ち着いたデザインが好まれるでしょう。
「ターゲットを広げすぎた結果どの層も獲得できなかった」とならないよう、狙いたいターゲット層は明確にしておいてください。
ネイルサロンの集客を成功させるポイントの2つ目は、他のネイルサロンとの差別化ポイントを強調することです。
ネイルサロン業界は競合が多く、ユーザーに選ばれるためには明確な差別化をはかる必要があります。
具体的には、オリジナリティのあるサービスやスタッフの技術力の高さなど、自店舗にしかない差別化ポイントを強調していくべきでしょう。
差別化ポイントは、ターゲット層に合ったサービス内容で打ち出していくことが重要です。
ネイルサロンの集客を成功させるポイントの3つ目は、良い口コミを集めることです。
株式会社リクルートの調査によると、初回のネイルサロン選びでもっとも重視されている点は「ネットの口コミが良い」でした。
ユーザーの大多数は、ネットの口コミ情報をもとに自分に合うサロンかどうかを決めています。
口コミはサロンの集客を左右する重要なポイントなので、良い口コミを集める取り組みに力を入れてください。
出典:【美容センサス 2023 年上期】≪ネイルサロン編≫|株式会社リクルート
ネイルサロンの集客を成功させるポイントの4つ目は、適切な価格を設定することです。
適切な価格とは、必ずしも他店舗より安い価格で提供することではありません。
あまりに安い価格設定はユーザーの不信感を抱き、「安い分質が悪いのでは」との誤解を招く可能性があるでしょう。
経営に支障がない適切な価格を設定して、その価格に見合ったサービスや強みをアピールするようにしてください。
ネイルサロンの集客を成功させるポイントの5つ目は、店舗の内装や施術技術のレベルにこだわることです。
ネイルサロンを訪れるユーザーは、「施術の時間を楽しみたい」「美意識を高める時間にしたい」などの体験価値を求めている傾向があります。
そのため、店舗の内装にはこだわって、洗練された雰囲気を演出するべきと考えられます。
また、ネイルの完成度が高ければユーザーの満足感は上がるので、施術技術のレベルが重要なことは言うまでもありません。
特別な体験とレベルの高い施術の両方を提供することで、より多くのリピーターを獲得できるでしょう。
ここからは、ネイルサロンが集客施策を実施するうえでの注意点を3つ解説します。
ネイルサロンが集客施策を実施するうえでの注意点の1つ目は、大手サロンの真似をしないことです。
大手サロンのなかには、驚くような安い価格でメニューを展開している店舗があります。
しかしこれは、道具を大量に仕入れているためコストが削減できることや、大量の広告を打ち出せることなど、大手ならではの仕組みによって成り立つものです。
大手サロンの真似をして価格を下げるのではなく、オリジナリティのあるサービスや技術で勝負するようにしましょう。
ネイルサロンが集客施策を実施するうえでの注意点の2つ目は、発信内容を現実と乖離させないことです。
Web上でサロンの内装を綺麗に見せすぎると、来店後のギャップでマイナスな印象を持たれる可能性があるためです。
集客を増やすには少しでもサロンを良く見せたいと考えがちですが、その結果悪い口コミがついてしまっては意味がありません。
SNSやホームページで情報を発信する際は、実際の状態と乖離させないように気を付けてください。
ネイルサロンが集客施策を実施するうえでの注意点の3つ目は、目先の数字を追いすぎないことです。
投稿記事のPV数やフォロワー数など、分かりやすく目に見える数字は気になるものです。
しかし、目先の数字を気にして投稿頻度を増やしすぎたり、薄い内容の発信をしたりすると、サロンのブランドイメージ低下に繋がる恐れがあります。
本当に情報を届けたいのは不特定多数のフォロワーではなく、狙っているターゲット層であることを忘れないようにしましょう。
今回はネイルサロンの集客方法について解説しました。
競合が多いネイルサロン業界では、サロン独自の差別化ポイントを作ることが必要不可欠です。
InstagramやGoogleマップ、ポータルサイトなどターゲット層に合わせたツールをうまく活用して、自店舗の集客を成功させましょう。
また、Epaceは過去200社以上のマーケティング支援で積み上げてきたノウハウを活かし、課題分析、内製化支援、詳細な結果分析までの総合提案を得意としており、お客様のご要望に合わせて柔軟に運用のご支援をいたします。
「ネイルサロンの集客手法を教えてほしい」「そもそも何をすれば売り上げがアップするのか分からない」など、集客に関するお悩みがありましたらぜひお気軽にお問合せください。
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