今や企業戦略のひとつとして、SNSマーケティングは欠かせない時代となってきました。
YouTubeを始めとして、LINE、TikTok、Twitter、 Facebook、Instagramなど、各SNSが独自の強みを持っており、各分野においてマーケティングに活用されています。
そこで今回は、SNS運用の企業事例や実践する上でのコツ、そしてSNSマーケティングに強い企業を厳選して10社ご紹介します。
目次
SNSマーケティングが今注目されている理由
総務省の「年齢階層別ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況」のグラフをみると、すべての年齢層で通信利用率が上昇しています。つまり、SNSの普及が年々増加傾向にあるということです。
まずは、以下の調査資料をご覧ください。
【年齢階層別ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況】
引用元:総務省通信利用動向調査
さらに、SNSマーケティング市場は「国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模推計・予測」から読み取れるように、2025年には2020年の約2倍にも拡大をみせるであろうと推測されています。
これは、SNS活用をしたビジネスの成長を予測する結果とはいえ、SNSマーケティングに参入しなければ他の企業より遅れをとる結果につながることを表しています。
サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ
引用元:https://digitalinfact.com/release201014-2/
インターネット、スマホ、SNSの普及状況から、今後しばらくはSNSが衰退していくことは考えにくい状況であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
消費者購買行動モデルの変化
引用元:ライドアーキテクツ株式会社
多くの消費者が、ネット通販や実店舗での購入をするにあたり、SNSを活用して購買しています。上記のグラフからわかるように、新商品などの新着情報や割引などのお得情報の収集、キャンペーン参加を目的とし、企業アカウントをフォローしているユーザーが半分を占めています。
利用者の満足度数値が高いTikTokやYouTubeを始めとして、Twitterなどでも新着商品の通知がくることにより、フォロワーだけでなく拡散された先のユーザーにまで手が届くのがポイントです。
反響の高い商品の中でも、スーパーで買えるお菓子や食料品、ドリンクなど身近な飲食に関わる商品が購買行動につながりやすいです。
SNSマーケティングサービス企業の選び方
SNSマーケティング サービスを展開している企業は、検索するとヒット数が多すぎることから、どの企業を選択していけば良いか迷われる方も多いのではないでしょうか。
SNSマーケティングを行う企業の選び方として、その企業の「得意分野」をしっかり見極め、依頼しようとしている企業の「料金の目安」を把握しておくことが必要です。
また、このふたつだけでなく、本質的に捉えた売上につながるマーケティングを展開しているといったこともポイントです。
具体的には、ユーザーひとりひとりが持つ個人メディアに自社商品やサービスを掲載してもらう、口コミや評判を生み、ユーザー同士でUGCを拡散してもらうといった施策を展開できる企業へ依頼することをおすすめします。
インフルエンサーマーケティングの活用やユーザーファーストをベースに行動や考えに影響を与えアプローチしていき、自社が売りたいものや伝えたいことを発信するのではなく、ユーザーが知りたいことや悩みに寄り添った情報を発信する意識が必要です。
Epaceでは、ひとつの情報伝達手段を絞ることをせず、YouTube・Instagram・TikTokなど広範囲に視野を広め、マネジメント・システム・デザイン・マーケティングを得意とし、全工程を自社のみで行う仕組みを重視しています。
そのため、迅速なサービス提供を可能とし、高額な制作手数料を請求せずに低単価高品質を実現しています。
SNSマーケティングに強い企業10選
SNSマーケティング企業は多数あり、それぞれの企業により特徴や得意分野などが異なります。
それぞれの企業を厳選し、自社に最適なSNSマーケティング企業を見つけましょう。
株式会社Epace(イーペース)
マーケティングスキルだけでなく、人間性も重視している会社です。
顧客と仕事に対してのやりがいや幸福を追求し、可能性を最大に引き出そうという考え方のもとに、専門分野における完成されたチームごとにさまざまな事業展開をしています。
メディア運用事業、Webコンサルティング事業、Web制作・開発事業、映像制作事業、YouTube・TikTok運用事業、学習サービス事業を展開しており、課題の発見から戦略の組み立て、制作から運営までを行います。
本社所在地 | 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビルUCF3階 |
お問い合わせ先 | https://e-pace.co.jp/contact/ |
サイトURL | https://e-pace.co.jp/ |
価格 | 【YouTube】
【Instgram】
【TikTok】
※スポットでの依頼も可能、要相談 |
ポイント |
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アディッシュ株式会社
「繋がりを常によろこびに」をモットーとし、多彩なサービスを展開しています。
スムーズなコミュニケーションを取れるよう、以下のリスク管理を行なっています。
- SNS監視
- コミュニティサイトの監視
- ソーシャルリスニング
- 本人確認
- 記事審査
- 誹謗中傷対策
カスタマーサポートを提供してきた実績を生かし、企業が目指すコミュニティの実現に向けて最も適した支援を行います。
本社所在地 | 〒141-0031
東京都品川区西五反田1-21-8 ヒューリック五反田山手通ビル6階 |
電話番号 | 03-5759-0334(代表) |
サイトURL | https://frontsupport.jp/ |
価格 | 依頼内容によって変動 |
ポイント |
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関連記事:企業SNSに必要な運用ルールとは?ソーシャルメディアガイドラインのすべて
株式会社グローバルリンクジャパン
海外向けSNSの運用をサポートしています。インバウンドなビジネスをしたい企業や外国語にも対応しており、まさにグローバルな会社です。
また、SNS関連の書籍出版も行っています。
本社所在地 | 〒104-0032
東京都中央区八丁堀4-9-10八丁堀フロンティアビル5F |
お問合せ先 | 問い合わせメールフォーム |
サイトURL | https://www.globallinkjapan.com/ |
価格 | 【月額料金】
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ポイント |
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関連記事:【初心者必見】インスタ集客ができない原因と対策10選
株式会社Tenmu
専門の担当者がしっかりヒアリングをしてくれ、初期段階で企業側のニーズに沿った提案が受けられます。初期の戦略計画から月次の運用まで自社運用できるため、質の高い分析と戦略が行えます。
本社所在地 | 〒143-0027
大田区中馬込1-11-6 馬込ハウスA棟 |
電話番号 | 03-6908-0318(代表) |
サイトURL | https://tenmu.jp/ |
価格 | 【月額料金】
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ポイント |
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株式会社ライトアップ
株式会社ライトアップでは、SNSアカウント・フォロワーやファンなど総数1300万人を超えており、実績のある会社です。
Facebook・Twitter・Instagram・LINEなど、企業SNSアカウントの投稿記事の企画・制作から投稿代行、コメント・メッセージへの返信代行まで幅広く提供しています。企業の予算なども考慮し、一部分だけの代行なども行なっています。
本社所在地 | 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー32F |
電話番号 | 03-5784-0700(代表) |
サイトURL | https://www.writeup.jp/ |
価格 | 【月額料金】
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ポイント |
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株式会社Gugenka
2021年1月1日付で株式会社シーエスレポーターズは、株式会社Gugenkaへと社名変更しました。
エンタメ業界のSNS運用代行を得意とし、映像コンテンツ制作も対応してくれます。SNSと連携させたキャンペーン企画を展開するなど、SNSキャンペーン施策には強いです。
所在地 | 〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町3-16-9中央ビルディング2F |
お問い合わせ先 | https://gugenka.jp/contact |
サイトURL | https://gugenka.jp/ |
価格 | 【月額料金】
基本料金¥120,000(税抜)+各プラン 【各プラン】
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ポイント |
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オリナス株式会社
戦略立案からアカウントマネジメント、コンテンツ制作、キャンペーン企画などさまざまな支援経験から培った運営力で、顧客に対するニーズに適した媒体を横断的に提供しています。
本社所在地 | 〒164-0013
東京都中野区弥生町2-25-13 3F |
お問い合わせ | https://orinas.jp/contact/ |
サイトURL | https://orinas.jp/sns-marketing/ |
価格 | 月額¥200,000〜案件都度 |
ポイント |
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株式会社ROCKVIL(ロックビル)
Web制作・Webマーケティング・Webコンサルティングに加えて、スマホ最適化といった4つのサービスを行っています。
SEO対策はもちろんDTP制作・動画制作、スマホサイト制作といった形で幅広い領域で展開しています。
本社所在地 | 〒104-0053
東京都中央区晴海3丁目13-1 DEUX TOURS EAST 5103 |
お問い合わせ先 | 03-5422-7833 |
サイトURL | https://rockvil.jp/ |
価格 |
その他オプション別途料金あり |
ポイント |
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株式会社CHOKOKU
GoogleやYahoo!Japanだけではなく、多種のSNS広告運用に強い専任スタッフが担当しています。
Instagram運用もしており、数々の大手ブランドの企画運用をしているプランナーからサポートが受けられます
本社所在地 | 〒530-0044
大阪市北区東天満1-3-8 ULTIM東天満ビル2F |
お問い合わせ先 | mailto:contact@chokoku.co.jp |
サイトURL | https://chokoku.co.jp/teaser.html |
価格 | Instagram運用代行
スタートアップ ¥50,000 ビギナー ¥300,00 アドバンス ¥500,00 |
ポイント |
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株式会社レポハピ
株式会社レポハピは、ローカルインフルエンサーを起用した、地域型のマーケティングに強い企業となっています。
自社サービスであるレポハピは、パナソニックやシャープといった大手企業に導入という実績があります。
本社所在地 | 〒530-0004
大阪大阪府北区堂島浜1丁目1番8号 堂島パークビル 6F |
サイトURL | https://www.repohappy.co.jp/ |
価格 | 初期費用¥100,000+月額料金¥300,000
飲食店ファンサイトクラウドワークス
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SNSマーケティングで知っておきたい運用のコツ
スマートフォンの普及により、SNSを使用するユーザーは増え続けています。そのため、SNSマーケティングを行う企業も増えているため、試行錯誤している企業の担当者の方も多いのではないでしょうか。
基本をしっかりと把握し理解することで、SNSの効果を最大限に発揮することができ、企業の収益化にもつなげられます。
関連記事:SNS集客で結果を出す方法とは?運用のコツと事例、サービス5選比較
SNS運用の目的を明確にする
目的からゴールの道筋やターゲット層を明確にしておくことは、SNSマーケティングにおいて、特に重要です。
成功を遂げている企業・ブランドの場合もやはり、しっかりとした目的・ゴール・ターゲットを明白化しています。新しい顧客や既存ファンの獲得・育成、新商品の販売などといった目的がある場合、戦略的なターゲティング準備が必要となります。
ターゲットとコンセプトを固定する
SNSの運用上、最も大切な事はコンセプトを統一することで発信する情報に一体感が生まれ、クオリティの高さを演出できます。
コンセプトの統一やアカウントのクオリティの高さは、企業のブランディングにつながり、ユーザーへ商品やサービスといえばここの企業というように想起しやすいです。
そしてもうひとつ、自社の商品やサービスを発信していくにあたり、ターゲット層や目的を明確にする必要があります。誰にどのような情報を届け、最終ゴールを設定しておきましょう。目標が明確に決まっていれば、改善の方向性も見えてきます。
定期的なキャンペーンの実施
SNSではタイムリーに今届けたい情報を拡散することができます。
お気に入りのアカウントをフォローしてもらえば、ユーザーのタイムライン上に新商品の情報やキャンペーン情報を投稿することができ、リアルタイムでユーザーの目に止めてもらうことが可能です。
自社のホームページだけに最新の情報などを載せると、そのタイミングでユーザーがホームページを訪れてくれるとは限らないので、届けたい時に届けられないといったタイムラグが生じてしまいます。
また、SNSにはリツートやいいねなどのリアクションがとれるので、投稿をみてリアクションをしてくれたユーザーを、フォローしている友人や知人にまで情報を拡散することができます。
ベンチマーク、ロールモデルを見つけておく
ベンチマークとは、他社と比較することにより現在の状況を改善するために使われる指標や水準のことを指しています。また、他社との比較により、状況を改善していく活動自体もベンチマークと呼ばれます。
マーケティングにおけるベンチマークの使い方として、同業企業の中でも最も優秀な企業をベンチマークの対象とし、経営やマーケティング手法を分析、自社と比較していきます。単に他社企業を分析するだけではなく、自社と比較する事で効果を高められます。
他社の分析を踏まえ、優れた施策や手法を自社に積極的に取り込み、分析・比較で浮き彫りになった事柄に対処することで現状の改善につなげられるでしょう。
また、ベンチマークする対象は自社と同じような内容や規模が近い他の企業、主に成果を出している企業だと効果的です。
そして、ロールモデルとは、「あの人みたいになりたい」と思えるような尊敬できる人物を指しています。具体的にはその人の行動や発言、考え方や思想など、模範にしたいと思えるような人物をロールモデルと言います。
定期的に分析と効果検証を実施する
分析と効果検証を行う上で、効果測定があり、SNSの目標達成率や改善点などを把握できる機能です。
運営者の評価だけではなく効果測定を繰り返すことで、今後の方向性を決定し、改善点を明確にしていきます。消費者に対するエンゲージメントを高めるために必要です。ユーザーの心理に基づき投稿を作成し、何度も仮説検証することが何よりも重要です。
スケジュールなどを事前に立て、週に1回前週のKPIを振り返り、次週の内容を企画するなどの習慣をつけることで、分析やフィードバックを投稿に反映できます。
KPIの分析で課題や伸ばしていくポイントが見えてきたら、次にABテストでよりパフォーマンスの高い形を見つけていきます。仮説検証をする時、テストの対象は1つに絞ることがポイントとなります。
ユーザーの心理に沿った仮説検証は、とても時間がかかりますが、何回もの検証を重ねることで、初めの段階と比較することができ、目に見えた数値の違いが表れていきます。
SNSマーケティングで参考にしたい企業の成功事例
SNSマーケティングを活用し、成功されている事例は多数あります。施策や手法を参考にし、成功事例を元により効果的な運用を行いましょう。
ライオン
画像引用:https://twitter.com/top_supernanox?lang=ja
ライオンが販売している人気商品「スーパーNANOX」のTwitter公式アカウントは、商品のアカウントですが、8.5万人のフォロワーがいます。
アカウント開設時からユーザーに寄り添った内容を発信し続けており、特徴としてハッシュタグを効果的に利用し、「#NANOX相談所」とつけ、洗濯の知識や役立つ情報を積極的に発信し続けました。
不定期ですが、Twitterのアンケート機能を利用してユーザーの悩みや疑問を抜き出し、解決のアクションにつなげているのもポイントになります。
現在では、いいねの数が多いときは2,000以上付くこともある人気アカウントとなっています。
グリコ
画像引用:https://www.glico.com/jp/
ここでご紹介するのは、ポッキーの公式Tiktokアカウントです。
グリコでは、毎年11月11日をポッキー&プリッツの日と制定し、さまざまなイベントを行っています。Tiktokでは「#ポッキー何本分体操」キャンペーンを実施しました。これは、ハッシュタグをつけてダンスを踊っている動画を投稿すると、選出された動画が渋谷の街頭ビジョンや公式アカウント内で流れるという特徴があります。
ポイントとして、若者中心のターゲット層を効果的に狙ったキャンペーンでした。
SNSマーケティングはプロに任せよう
パソコンやスマートホンが身近な現代では、SNSの普及や消費者の購買行動の変化が見受けられ、企業もこれに対応していく必要があります。しかし、SNS活用をすれば、期待する効果が得られるというわけではありません。
それぞれのSNSの特徴を活かした宣伝方法で、自社のアピールしたい商品やサービスを拡めていくためには、その道に詳しいプロに依頼することをおすすめします。
Epaceは積み上げてきたSNSマーケティングのノウハウを使い、お客様にあったツールの選択、投稿の作成、運用、細かい分析まで行い支援を致します。
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