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X(Twitter)とInstagramで集客に向くのはどっち?各メリットと運用方法も

新しい集客の施策として、X(Twitter)やInstagramを利用しようとしてる企業も多いのではないでしょうか。昨今SNSを使って集客を成功させている企業が増えている背景もあり、その流れはさらに加速しています。

しかし、それぞれのSNSにどういったメリットがあって、それによってどういった形で集客することができるのかはイメージできていない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、その中でもX(Twitter)やInstagramに焦点をあてて、集客のメリット、デメリット、ポイント、事例」について紹介していきます。

現在、SNS運用をして集客を行っている方、これからSNS集客を検討されている方は必見の内容となっております。ぜひご覧ください。

X(Twitter)/Instagram集客と相性が良い業界は?

X(Twitter)とInstagramごとにSNSの特徴があります。ここでは、その特徴にフォーカスし、X(Twitter)とInstagram集客と相性が良い業界を紹介していきます。

SNS運用を始める人や、始めて月日が短い方にとっては、必見の内容となっております。

X(Twitter)集客が向いている業界

X(Twitter)の特徴として下記のようなものがあげられます。

  • 10代~40代の利用者が多い
  • リアルタイム性が高い
  • 拡散力が高い

 

これらを特徴を、集客のシチュエーションに適用してみましょう。

具体的には、新商品やキャンペーン情報などをリアルタイムでユーザーに届けることができます。さらにそれをリツイート機能によって拡散してもらうことで、より多くのユーザーに対して新商品やキャンペーンの情報を届け興味づけすることも可能になります。

これらの特徴を活かすことができるX(Twitter)の集客に向いている業界としては、一般消費者向けのサービスや商材を扱っている企業です。例えば、下記のようなものが挙げられます。

  • 家電メーカー
  • 小売、食料品
  • 観光

業界としては、季節に応じておすすめの商品を発売したり、新商品キャンペーンを実施することが多い点です。これらがX(Twitter)のリアルタイム性、拡散力の特徴と相性が良く、他のSNSよりも集客効率が高いといえます。

Instagram集客が向いている業界

Instagramの特徴として下記のようなものがあげられます。

  • 20代~40代の利用者が多い
  • 写真、動画がメイン
  • 世界観の表現

これらを特徴を、集客のシチュエーションに適用してみましょう。

まず、インスタで商品やサービスの写真や動画を投稿します。これをみたユーザーの中には、初めてあなたを知る方がいたり、興味を持ってくれる方も出てくるかもしれません。

写真や動画に工夫を凝らして投稿に統一感を持たせることで、ユーザーに自社の世界観をイメージしてもらいやすく、ブランディングに効果的です。その世界観に魅力を感じたユーザーは、その店舗や商品の利用や、購入をしてくれるかもしれません。

これらの特徴を活かすことができるインスタ集客に向いている業界としては、一般消費者向けのサービスや商材を扱っている企業です。

その中でもさらに視覚や体験重視の商品やサービス事業者だと考えられます。例えば、下記のようなものが挙げられます。

  • アパレル
  • 飲食
  • 美容

など

業界としては、自社の商品やサービスを画像や動画で紹介しやすい点、またブランディングによる付加価値が高い商材であるという点です。これらがInstagramの写真や動画で、世界観を表現できる点と相性が良く、他のSNSよりも集客効率が高いといえます。

参照:【最新Excel配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ(Facebook,X(Twitter),Instagram,YouTube,LINE,TikTok)(Insta Lab)

X(Twitter)で集客するメリットとデメリット

​X(Twitter)集客と相性の良い業界について、ご理解いただけたかと思います。ここからは、X(Twitter)で集客するときのメリットとデメリットをさらに具体的に解説していきます。

 

メリット①:拡散能力が高い

X(Twitter)(X(Twitter))で集客するメリットの1つ目は、拡散能力が高いことです。

他のSNSと比べても桁違いに拡散能力が高いです。この要因は、X(Twitter)のRT(リツイート)機能にあります。リツイート機能では、自分もしくは他者のツイートを再投稿することができます。これにより自分のフォロワーは、リツイートした投稿がタイムラインに流れてきます。

ポイントは、他者の投稿もリツイートができるという点です。これにより知らない人の投稿でも、自分のフォロワーに拡散することができます。

この拡散を加速させる要因は、匿名性の高さにあります。匿名アカウントが多く、他社のツイートでもリツイートすることに心理的抵抗感を感じづらい傾向にあります。そのため、気軽にリツイートをするユーザーが多いです。

こうした理由から、リツートによりツイートが拡散され多くの人にツイートを届けることが可能になります。拡散性をうまく利用できると、自社が届けたい情報を多くのユーザーに届けることができますね。

 

メリット②:投稿にURLを貼ることが可能

投稿にURLを貼ることで、自社サイトへユーザーを誘導できます。多くのユーザーに投稿が見られURLをクリックする可能性が高まります。

リンク付きの投稿をする際は、画像とともに投稿しましょう。画像とともに投稿することでユーザーの目に留まりやすくなります。

投稿に自社サイトや商品購入ページのURLを貼りましょう。その際は色味やコントラストを自社商品やサービスにあう加工をした画像とともに投稿すると良いでしょう。多くのユーザーの目に入り、興味関心を引けば集客につながります。

 

メリット③:男性ユーザーにアプローチしやすい

X(Twitter)は他のSNSに比べて男性ユーザーに商品やサービスの集客を行いやすです。X(Twitter)の利用者男女比は、10代で男性67%・女性33%、20代で男性70%・女性30%となっています。

男性は、時事問題などの情報に興味がある人が多いため、リアルタイム性の高いX(Twitter)との相性が良いとみられています。

X(Twitter)は男性の利用率が高いため、自社の商品やサービスのターゲットが男性の場合、X(Twitter)を活用することで、他のSNSを利用するよりも、効果の高い集客を行えます。

参考:【最新Excel配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ(Facebook,X(Twitter),Instagram,YouTube,LINE,TikTok)(Insta Lab)

 

デメリット①:炎上リスクがある

その反対に、X(Twitter)のデメリットとしては炎上リスクがあります。拡散能力が高いということは、意図した情報だけでなく、誤った情報や、自社にとって都合の悪い情報についても拡散されてしまう可能性があります。

炎上するケースとしては、下記のようなものが挙げられます。

  • 不適切な発言、行為、失言
  • クレーム、批判
  • 誤報掲載

宗教、人種、性別、ジェンダーなどセンシティブな情報への発言や、自社商品、自社についてなどの誤報を発信してしまうと炎上に繋がる可能性があります。また、ユーザーから企業のアカウントに対して、クレームや批判も簡単に発信することができてしまいます。

このように炎上のリスクも存在するので、対策として発信内容については細心の注意を払う必要があります。ツイートを投稿する前に複数人での入念なチェックを設けたり、センシティブな情報等については原則発信しないなどのルールを設けたりして、対策を行いましょう。

 

Instagramで集客するメリットとデメリット

Instagram集客と相性の良い業界についても、わかっていただけたかと思います。次に、インスタで集客するときのメリットとデメリットをさらに具体的に解説していきます。

 

メリット①:ブランディングに適している

Instagramのメリットは、やはりブランディングに適しているという点でしょう。

インスタでは画像や動画をメインに発信を行っていくため、この画像や動画に工夫を凝らすことで、ユーザーの抱くイメージを構築することができます。

例えば、メインカラーやキャラクター、装飾、撮影のシーンといった、細かな要素を統一した投稿を続けてみましょう。長い間こうした投稿を続けているアカウントを見ると、その企業アカウントに対する「イメージ」が浮かんできますよね。

こうした独自の世界観を、意図して表現することができます。このユーザーが抱く世界観そのものが自社ブランディングになっていきます。

また無料でブランディングができる点も大きいです。一般的に自社ブランディングを行おうとすると、広告やCMを打つなどして莫大な費用をかけて行うケースが多いですが、インスタのブランディングには、自社で内製していれば外に対してコストはかかりません。

 

メリット②:認知-購買まで幅広く寄与できる

Instagramは商品やサービスの認知から購買まで幅広く対応できます。

ユーザーはハッシュタグ検索を行い、自身の興味関心のある投稿を探します。適切なハッシュタグをつけた投稿を行えば、商品やサービスの認知を拡大できます。

また商品やサービスの魅力が伝わるテキストや加工をした画像を投稿すれば、ユーザーの興味を刺激でき、ショッピング機能を活用すれば購買を促すことも可能です。

SNSユーザー調査によれば、インスタきっかけでECサイトで商品を購入した経験がある人の割合は60.7%です。また初めて利用する店舗に足を運んだ経験のある人は50.5%になります。

参考:【2021年版】Instagramユーザー実態が分かる!調査データまとめ(SMMLab)

 

メリット③:様々な機能でユーザーにアプローチ可能

Instagramの様々な機能でユーザーへのアプローチができます。

具体的には下記のような機能があります。

  • フィード
  • リール
  • ストーリー
  • IG LIVE

 

フィード

フィードは、写真や動画にテキストなどをつけた通常投稿のことを指します。ハッシュタグ検索をして他の人のフィード投稿にたどり着くことが多いです。

そのため、ハッシュタグをつけた投稿をしましょう。ハッシュタグはターゲットに訴求しやすいものを多くつければ、投稿がターゲットの目に入りやすくなります。

ハッシュタグと写真や動画がマッチしているかを意識することで、自社商品やサービスに興味を持ってもらえます。

 

リール

リールは15秒〜60秒のショートムービーを投稿可能です。BGMやエフェクト、スタンプやテキストをつけて、オリジナルなものを作成できます。

リールは、フィードタブ、虫眼鏡マークの隣にリール専用タブ、発見タブ、プロフィール画面のリールタブと様々な場所で見れます。そのため、覆うのユーザーが投稿に触れることになります。

また発見タブで表示されるため、新規のユーザーを獲得しやすい投稿といえます。発見タブのリール枠はフィード投稿よりも大きく、目立つという特徴もあります。

 

ストーリー

ストーリーは、スライドショー形式で最大15秒ごとに写真や動画を切り替えて表示します。ストーリーはフルスクリーン表示なため、ユーザーの目を引きやすいです。

24時間で自動的に削除されるため、リアルタイム感があり、アンケート機能などをつけ、ユーザーとの距離が近い投稿が行えます。

たとえば、アンケート機能を使用して、フォロワーに「どっちが好き?」など商品に関する質問を投げかけ、今後の方針に取り入れることも可能です。

 

IG LIVE

IG LIVEはInstagram上でライブ配信できる機能です。最長で4時間の配信を行えます。

視聴してるユーザーからの質問にリアルタイムで答えられるため、ユーザーの疑問が湧きやすい商品や多くの情報を伝えたいときに便利です。

例えば、アパレル系であれば、複数のスタッフが、実際に、着用することで比較したり、着心地などを細かく伝えられます。

一方的な説明ではなく、ユーザーのわからないところを説明すれば、ユーザーは納得して商品に興味を持つかもしれません。

上記以外のアプローチ方法として投稿にジオタグ(位置情報)を入れる方法などがあります。投稿のアカウント名の下にあるジオタグをタップするとgoogleマップが表示され、ユーザーは店舗の場所を把握し、足を運びやすくなります。このため実店舗のある企業にも適したSNSといえます。

 

デメリット①:URLを貼れる投稿手法が少ない

Instagramの投稿はURLを貼れるものが少ないため、集客に直結しにくいです。ユーザーはその場で欲しいと思った商品やサービスでも時間が立つと購買意欲は削がれます。

例えば洋服の投稿を見たときに、この服が欲しいと思ったとします。そこにURLが貼ってあり、サイトに遷移できれば、購入までのハードルは低いです。しかし、URLがなければ、ユーザー自身、わざわざ検索してサイトまでたどり着かなければなりません。その間に本当にあの服が欲しかったのか、他に気に入る服があるのではという疑問が湧き、購入しないかもしれません。

現状URLが貼れるものは、ストーリー、プロフィール、ライブ配信後のアーカイブのみなため、集客につなげづらいといえます。

 

デメリット②:拡散性が低い

基本的にリール以外の投稿はハッシュタグ検索などでたどり着きます。リールは発見タブで表示されるため、拡散力はあるといえます。またX(Twitter)のように記事を「シェア」する機能があまり使われにくいのも拡散力がない原因です。

そのため投稿を見てもらう工夫をする必要があります。例えば、ターゲットが検索しそうなハッシュタグをつけましょう。

例えば、自社がケーキ屋でInstagramで情報発信し、集客しようとします。適当に「#ケーキ(900万件)」のハッシュタグをつけて投稿しても、投稿件数が多いためユーザーの目に留まる可能性は低いです。「#ケーキ巡り(1.1万件)」などある程度投稿数があるものを選べば、ユーザーの目に留まりやすいです。

Instagramの投稿は拡散力がないため、魅力的に商品が映る撮影や色味などの加工をした写真を投稿したり、ハッシュタグを意識して投稿する必要があります。

 

X(Twitter)とInstagram以外のSNSが向いている業種

X(Twitter)やInstagram以外にも、集客に有効なSNSがあります。業種によっては他のSNS集客の施策も取り入れることができるため、ここではその他のSNS集客がどんな業種に向いているのか解説していきます。

 

Facebook

フェイスブックの特徴として下記のようなものがあげられます。

  • 30代~40代の利用者が多い
  • 実名登録が基本となり安心性が高い

これらを特徴を、集客のシチュエーションに適用してみましょう。

30代-40代などの高年層向けサービスや商品の集客を行う場合は、フェイスブックが適しています。他のSNSと比べても高年層のユーザー利用率が際立って高いです。さらに実名登録が基本のため、安心感や信頼度が重要になってくるようなサービスについてもユーザーに安心感や信頼感を与えることができるので適しています。

これらの特徴を活かすことができるフェイスブック集客に向いている業種は、下記のような商材ターゲットが中高年向けかつ比較的高額な商材のものです。

  • 医療
  • 教育(保育園、学習塾等)
  • 不動産

これらの業種は、ユーザーからすると安心感や信頼度が重要になってきます。人や企業の繋がりや透明性が高くなりやすいフェイスブックの特徴と、相性が良いといえるでしょう。

 

LINE

LINEの特徴として下記のようなものがあげられます。

  • 10代~60代まで幅広く利用者が多い
  • アクティブユーザー数が多い
  • 1対1、1対多などクローズドなコミュニケーションがとりやすい

これらを特徴を、集客のシチュエーションに適用してみましょう。

幅広い世代の方々向けのサービスや商品の集客を行うことができます。LINEはコミュニケーションツールとして使われていることもあり、他のSNSに比べても幅広い世代でアクティブユーザー数が高いです。

またLINEは、公式アカウントといった企業や店舗専用のアカウントを作成することで、そのアカウントに興味があり登録してもらったユーザーと簡単に1対1でコミュニケーションをとることができるのも特徴の一つです。

これらの特徴を活かすことができるLINEの集客に向いている業種としては、下記のようなものが挙げられます。

  • サービス業全般

幅広い世代のアクティブユーザーが存在するため、ほとんどのサービス業がその対象となります。サービス業であれば”接客”することが基本となるため、公式アカウントやLステップを使った1対1のコミュニケーションをおこない、個別の対応を行うことができます。

上記の理由より、サービス業全般の集客に適しています。しかし見落としがちな点は、どうやって公式アカウント等に登録してもらうのという導線を考える必要もある点です。この点に関しては導入前に、注意しておきましょう。

 

TikTok

TikTokの特徴として下記のようなものがあげられます。

  • 10代~20代の利用者が多い
  • 短尺の動画がメイン
  • 拡散力が強い

これらを特徴を、集客のシチュエーションに適用してみましょう。

10代-20代などの若年層向けのサービスや商品の集客を行う場合はTikTokが適しています。

また、動画がメインとなっていることも特徴として挙げられます。さらに、TikTokは投稿された動画に対するユーザーの反応率が高く、フォロワー以外にも投稿された動画が表示されやすいので、拡散力が強いです。

これらの特徴を活かすことができるTik Tockの集客に向いている業種としては、下記のようなものが挙げられます。

  • ファッション
  • 化粧品
  • 飲食

など

これらの短い時間で、ビジュアル面を押し出すことができる業種が適しています。また、この中でも若年層向け、低単価の商品やサービスは、TIkTokとの相性が良さそうですね。

なお、TikTokマーケティングについて詳しく知りたい方は、下記の記事をぜひ読んでみてください。

TikTokマーケティングの活用方法3選|集客/販売の活用事例,成功のポイントも

 

YouTube

Youtubeの特徴として下記のようなものがあげられます。

  • 10代~60代まで幅広く利用者が多い
  • 動画がメイン
  • レコメンド機能が高く、幅広いジャンルの情報をピンポイントで届けられる

これらを特徴を、集客のシチュエーションに適用してみましょう。

幅広い世代の方々向けのサービスや商品の集客を行うことができます。その中でも動画がメインのSNSのため、情報量を多く伝えられる一方で運用の負担が大きいことも忘れてはいけません。

さらにこの動画については、広告をうつことでユーザーの属性(性別、年代など)をもとに、ユーザーがその商品を必要としていそうな人に動画を届けることができるのも特徴です。

Youtube集客はほとんど全ての業種で、おすすめできます。理由は、幅広い年齢層のユーザーが存在し、広告を打つ場合もユーザーの属性によってピンポイントで動画を届けることも可能だからです。

 

X(Twitter)/Instagramで集客するためのポイント

ここまでX(Twitter)やInstagramなどをメインに、SNS集客の特徴などを解説してきました。ここからは実際に集客をしていく際のポイントについて解説していきます。

 

ポイント①:運用目的を明確にする

X(Twitter)/Instagramで集客するためのポイントの1つ目は、運用目的を明確にすることです。

SNS集客は、継続して運用していく必要があります。そのため、ただ闇雲に運用していくことは現実的ではありません。

最終目的は「売上」をあげることですが、ここに至るまでにSNSの運用がどのような役割をもって、どのような目的で運用するのかを明確にしましょう。

例えば、「これまで自社の製品を使っていなかった人たちに自社の製品を知ってもらう」であれば、認知拡大が目的になります。「自社製品を使っている人たちに対して、ECサイト上でリピート製品を購入してもらいたい」という目的であれば、ECへの集客が目的になります。

目的は1つじゃなくても問題ありません。まずはこの目的を明確にしましょう。

 

ポイント②:ターゲットを設定する

X(Twitter)/Instagramで集客するためのポイントの2つ目は、ターゲットを設定することです。

SNS集客では、「誰をどのような状態にしたい」のかを設定することが大事になります。この「誰を」がターゲットを設定することにあたります。

性別や年齢、居住地域などの情報から、どのような趣味をもっていそうか、どういったシチュエーションでSNSを見るかまで、ターゲットの大きな情報から細かい情報まで、設定してみましょう。それにより、ターゲットの欲しい情報や、ターゲットに見てもらいやすい投稿時間か、等を考えることができます。

こういった情報を土台にSNS運用していくことで、最初に設定した運用目的に対して、より具体的なアクションをベースで施策に落とし込むことができます。

 

ポイント③:インフルエンサーを活用する

X(Twitter)/Instagramで集客するためのポイントの3つ目は、インフルエンサーを活用することです。

インフルエンサーとは、「世の中に大きな影響力を持つ人たち」のことです。

昔はスポーツ選手や芸能人などが代表的な存在でしたが、最近ではSNSフォロワーが多く、情報発信を通じて多くの人たちに影響を与える人たちのことも指すようになりました。

このSNSに関わるインフルエンサーは、美容、料理、教育、スポーツといったそれぞれ得意とする領域をもっています。そのため自社にあったジャンルのインフルエンサーに、商品やサービスを紹介してもらうことで、多くのフォロワーに知ってもらえます。

インフルエンサーのフォロワーには、インフルエンサーが得意とする領域に興味があるユーザーが自然と集まっているので、自社の商品やサービスのニーズがあるユーザーに効率よく情報を届けることができます。

 

ポイント④:運用体制を整える

X(Twitter)/Instagramで集客するためのポイントの4つ目は、運用体制を整えることです。

SNSを運用するための体制をととのえるのもポイントです。基本的にはSNS運用は中長期的に継続して運用していく必要があります。そのためには、しっかりと社内リソースを確保して、体制を整える必要があります。

SNS運用を本格的に始めていくとすると、アカウントの設計や、運用方法を考えることはもちろん、日々の投稿内容を考えたり、投稿した内容の反応を分析するなど作業自体は多岐に渡ります。

そのため、これらをどれくらいのリソースでどのように担当を割り当てるのかを明確にし、運用体制を整えましょう。

どうしてもリソースが十分に確保できない場合は、投稿内容に使う画像は他の広報の方が使ったものを流用するなどして、リソースの節約をしたり、場合によってはSNS運用代行を利用するなどしてもいいかもしれないですね。

 

ポイント⑤:広告を運用する

X(Twitter)/Instagramで集客するためのポイントの5つ目は、広告を運用することです。

SNS集客をする際は広告を運用することも視野に入れましょう。自社商品やサービスを多くのユーザーに宣伝できます。

通常の投稿だけでは、自社のことを知っていたり、興味がある人をメインにアプローチすることになります。しかし広告運用を行えば、そもそも自社商品やサービスを知らない人にアプローチでき、認知の拡大をはかれます。

SNS広告は、予算、期間、ターゲットを決め運用していきます。広告の効果を分析した際に広告へのクリック数などが悪ければ、何がいけなかったのかを分析して、出稿している広告の改善を行います。そうすれば広告の効果を高めていけます。

広告を運用すれば、まだ自社の商品やサービスを知らないユーザーにアプローチでき、認知の拡大、集客へとつなげられます。

 

X(Twitter)/Instagramを用いた集客事例

ここまででSNS集客をしていくにあたって具体的なメリットやデメリット、ポイントなどについてわかってもらえたかと思います。最後に実際にX(Twitter)とInstagramを用いてどのようにして企業は集客を行なっているのか、集客事例について紹介します。

 

X(Twitter)の集客事例

① 株式会社タニタ

参照:@TANITAofficial
(https://X(Twitter).com/TANITAofficial)

体重計や料理のレシピ本など、健康に関する製品を扱っているタニタもX(Twitter)集客を成功させた事例の1つです。

タニタのアカウントの特徴は、親しみやすいキャラクターです。ツイートの方向性としてあえてゆるいツイートを投稿することで、ユーザーに親近感を与え多くのファンを獲得しています。企業の公式アカウントでありながら、担当者の色が大きく出ているため、良いギャップを感じますね。

 

② 吉野家

参照:@yoshinoyagyudon
(https://X(Twitter).com/yoshinoyagyudon)

牛丼チェーン店の代表の吉野家もX(Twitter)集客を成功させた事例の一つです。

吉野家は、クーポンやキャンペーンなどの宣伝を頻繁に行うことで、集客につなげています。また、可愛い絵文字や画像をたくさん使うことによって、こちらも企業の公式アカウントっぽくなく親近感がわき、ファンの獲得に成功しています。

 

③ ユニクロ

参照:@UNIQLO_JP
(https://X(Twitter).com/UNIQLO_JP)

ユニクロもX(Twitter)集客を成功させた事例の一つです。

ユニクロの特徴は、うまく自社サイトへの導線を引き、商品の購入までつなげているところです。特に投稿は、数多くの自社商品をわかりやすく画像などをたくさん使って紹介するものが多いです。

画像を使った紹介では、有名なモデルさんを起用するなどしてユーザーに「自分が着たらどうなるのだろう」とうまくイメージさせるのが上手な印象です。さらに、最後に自社サイトへのリンクを記載しておくことで、そこから自社サイトへと進み購入できるような仕組みを確立していますね。

 

Instagramの集客事例

① 大戸屋

参照:@ootoya.jp
(https://www.instagram.com/ootoya.jp/)

大戸屋の特徴としては、ユーザーに丁寧にメニューを紹介している点です。

期間限定メニューのプロモーションをする投稿の際には、食欲そそる画像と合わせて、原材料へのこだわりまで一緒に紹介されています。

さらにカロリーが低いことや着色料や保存料が使われていないこともちゃんと伝えることで健康志向の層の集客に成功しています。

 

② ダイソー

参照:daiso_official
(https://www.instagram.com/daiso_official/)

ダイソーもインスタ集客を成功させた事例の一つです。

ダイソーの特徴としては、商品の利用シーンを想定した商品紹介がされているなどユーザー目線の投稿が多い点です。ダイソーは豊富な品揃えという自社の強みを生かして様々な商品を紹介しています。その中でも利用シーンを想定した解説テキストを投稿中に入れるなどユーザー目線を意識した投稿が人気を集めています。

 

③ teamLab(チームラボ)

参照:@teamlab
(https://www.instagram.com/teamlab/)

teamLb(チームラボ)もインスタ集客を成功させた事例の一つです。

チームラボの特徴としては、ユーザーの「行ってみたい」をうまく引き出す投稿をしている点です。非日常を感じられる幻想的な施設の魅力をどのように引き出しているのでしょうか。この非日常な体験を、画像ではなく、動画投稿メインでユーザーに印象付けています。

キーワードは没入感。画像ではなく動画にすることで、施設内をイメージさせることができ、より非日常の世界に没入しやすい印象を受けます。これによりユーザーの「行ってみたい」を引き出すことに成功しています。

 

まとめ:SNS集客のご相談はEpaceへ

X(Twitter)とInstagram集客に関して紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。SNS集客にはそれぞれ特徴があり、各特徴にあったアカウント運用を行なっていく必要があることが理解いただけたかと思います。

また成功事例も紹介させていただきましたが、SNS運用の目的に則って、地道な運用を継続して行っているからこそ、結果として成功している点は見逃せません。

今回の内容をぜひ、日々のX(Twitter)やInstagram運用に生かしてみてくださいね。

Epaceは積み上げてきたSNS集客のノウハウを使い、お客様にあったツールの選択から、投稿の作成、運用、細かい分析まで行い運用の支援を致します。

SNS集客を効率的に成功させたい、運用に困っているなどありましたらぜひお問合せください。

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執筆者

株式会社Epace 代表取締役

佐藤 駿介

法政大学法学部卒業。
大学在学中に動画マーケティング会社でYouTubeやTikTokの運用代行やオウンドメディアの構築、ライバー事業でライバーの育成・支援やインフルエンサーマーケティングを経験し、株式会社Epaceを創業。SNSの中でも特にYouTubeを得意とし、これまで上場企業や芸能人までジャンルを問わずSNSマーケティングを手がける。情報経営イノベーション専門職大学(iU)客員教員、一般社団法人インフルエンサー連盟SNS運用部門理事。

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