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会社案内の作り方を徹底解説|掲載すべき内容・デザインのポイント・制作費用の相場まで

会社案内は、取引先や顧客、求職者、投資家など、さまざまなステークホルダーに自社の価値を伝えるためのコミュニケーションツールです。営業活動の場面で手渡すパンフレットとしてはもちろん、コーポレートサイトの会社紹介ページとしても、企業の第一印象を大きく左右する重要な存在です。


しかし、「何を掲載すればいいのかわからない」「デザインの方向性が定まらない」「制作費用の相場がわからず踏み出せない」と悩む担当者の方は少なくありません。中小企業庁のデータでも、企業の情報発信力の向上が競争力強化に直結するとされています(出典:中小企業庁「中小企業白書」)。


会社案内の品質は、企業の信頼性や専門性の印象を直接的に左右するため、「とりあえず作る」のではなく、目的と読み手を意識した戦略的な設計が求められます


本記事では、会社案内の目的と役割、掲載すべきコンテンツ、デザインのポイント、紙とデジタルの使い分け、制作の進め方、費用相場、そして外注する際の制作会社の選び方まで幅広く解説します。会社案内の新規制作やリニューアルを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

確認したいポイント結論詳細
会社案内の目的は何か?企業の信頼と魅力を伝えること営業活動、採用活動、ブランディングなど、目的に応じた構成が求められます。
どんな内容を掲載すべき?企業理念・事業紹介・実績など代表挨拶、企業理念、事業内容、沿革、取引先、社員紹介などが基本構成です。
デザインで気をつけることは?ブランドイメージとの一貫性ロゴやブランドカラーを統一し、シンプルかつ印象的なデザインに仕上げます。
紙とデジタルはどう使い分ける?渡す場面と活用目的で判断対面営業では紙、ウェブ集客ではデジタル版を用意するのが効果的です。
制作費用の相場はいくら?10万〜100万円と幅広いページ数やデザインのこだわり度合い、写真撮影の有無で大きく変動します。
制作はどのように進むのか?企画→原稿→デザイン→印刷の4段階目的と構成を決め、原稿と写真を準備し、デザインを制作して印刷・納品します。
制作会社はどう選ぶ?実績・提案力・ブランド理解力会社案内の制作実績が豊富で、自社のブランドを理解した提案ができる会社が最適です。
この記事でわかること
・会社案内が果たす役割と目的別の構成の考え方
・取引先・顧客・求職者に響く掲載コンテンツの一覧と作り方
・企業の信頼感を高めるデザインのポイントとブランドとの統一方法
・紙の会社案内とデジタル版の使い分けと活用方法
・制作費用の相場と制作会社の選び方の具体的な判断基準

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目次

会社案内の目的と役割を整理する

会社案内を制作する前に、「誰に」「何のために」伝えるのかという目的を明確にすることが最も重要です。目的によって掲載する内容やデザインの方向性が大きく変わります。

営業ツールとしての会社案内

取引先や見込み客に対して、自社のサービスや実績、強みを伝えるための営業ツールとして活用するケースです。初回面談で手渡す会社案内は、商談後に社内で回覧されることも多く、営業担当者がいない場面でも自社の魅力を伝え続ける「もう一人の営業マン」として機能します。この場合は、事業内容や導入実績、顧客の声などのコンテンツが特に重要になります。

ブランディングツールとしての会社案内

企業のビジョンや世界観を伝え、ブランドの価値を高めるためのツールとして活用するケースです。デザインの質感やビジュアル表現にこだわり、企業の「らしさ」を紙面全体で表現することが求められます。展示会やセミナー、パートナー企業への提案時など、企業の印象を形成する場面で効果を発揮します。

採用活動のための会社案内

求職者に向けて企業の魅力や働く環境を伝えるための会社案内です。企業理念や社員の声、職場の雰囲気、キャリアパスなど、求職者が知りたい情報を中心に構成します。採用イベントや説明会で配布することで、求職者の入社意欲を高める効果が期待できます。

このように、会社案内の用途によって重視すべきコンテンツが異なります。一冊で全ての目的をカバーしようとすると、焦点がぼやけてしまうため、主な活用シーンを想定したうえで構成を決めることが大切です。複数の用途がある場合は、共通版と用途別の別冊を用意する方法も検討しましょう。

会社案内が企業の印象を決定づける理由

取引先や顧客が企業について情報を得る最初の接点が会社案内であるケースは少なくありません。そのため、会社案内のデザインや情報の充実度は、そのまま企業の「第一印象」となります。丁寧に作り込まれた会社案内は「この企業は信頼できる」という印象を与え、雑な会社案内は「事業に対する姿勢も雑なのではないか」という不安を与えます。

特に新規取引を検討している相手にとって、会社案内は企業の実力と姿勢を判断するための重要な材料です。会社案内への投資は、企業の信頼性と専門性をアピールするための戦略的な投資であると捉えましょう。

会社案内に掲載すべきコンテンツ一覧

読み手に自社の魅力を的確に伝えるために、会社案内に掲載すべき基本的なコンテンツを紹介します。すべてを盛り込む必要はなく、目的に応じて優先順位をつけて選びましょう。

代表挨拶と企業理念

代表者の言葉で企業のビジョンや価値観を伝える挨拶文は、会社案内の冒頭に配置するのが一般的です。経営者の想いが伝わる誠実なメッセージは、読み手に信頼感を与えます。企業理念や行動指針も併せて掲載し、企業としての姿勢を明確に示しましょう。

事業内容・サービス紹介

自社が提供する事業やサービスの内容をわかりやすく紹介するページです。専門用語を避け、読み手の視点に立った平易な言葉で説明することが、理解度を高めるポイントです。各事業の特徴や強み、競合との差別化ポイントを簡潔にまとめましょう。図解やイラストを活用すると、視覚的にわかりやすくなります。

実績・導入事例・顧客の声

取引先の企業名や導入事例、具体的な成果、顧客からのコメントを掲載することで、自社のサービスに対する信頼性を客観的に裏付けることができます。数字で示せる実績(「取引社数1000社以上」「売上前年比150%達成」など)があれば、積極的に掲載しましょう。

会社概要と沿革

設立年月日、代表者名、資本金、従業員数、所在地、拠点一覧、主要取引先などの基本情報を整理して掲載します。沿革は、企業の成長の歩みを伝えるコンテンツとして、年表形式でまとめるのが一般的です。創業からの歴史を振り返ることで、企業の安定性と実績をアピールできます。

社会貢献活動や環境への取り組み

近年は、企業の社会的責任や環境への取り組みに対する関心が高まっています。環境配慮型の事業活動、地域貢献活動、社会課題への取り組みなどを紹介するページを設けることで、企業としての姿勢を示すことができます。特に大手企業との取引や公的機関への提案時には、こうした取り組みの記載が信頼獲得に寄与するケースが増えています。

社員紹介と組織体制

社員の顔写真とコメントを掲載することで、企業の「人」の魅力を伝えることができます。特に営業ツールとしての会社案内では、担当者の顔が見えることで親近感と信頼感が生まれます。組織体制を図解で示すことで、企業の規模感や各部門の役割も伝えやすくなります。

数字で示す企業データ

「設立年数」「売上高の推移」「従業員数の推移」「取引社数」「顧客満足度」「資格保有者数」などの数字データを視覚的に表現するコンテンツは、企業の実力を客観的に伝える効果があります。インフォグラフィックやグラフを活用して、一目で企業の規模と成長性が伝わるページを設けると、読み手に強い印象を残すことができます。

会社案内のデザインで押さえるべきポイント

会社案内のデザインは、企業の第一印象を決定づける重要な要素です。読み手に信頼感と好印象を与えるデザインのポイントを紹介します。

ブランドカラーとロゴを統一感のあるデザインに落とし込む

会社案内のデザインは、自社のブランドカラーやロゴのトーンと一貫性を持たせることが基本です。名刺、封筒、ウェブサイトと同じ配色やフォントを使用することで、企業としての統一感が生まれ、ブランドの認知度と信頼性が高まります。

シンプルで読みやすいレイアウトを心がける

情報を詰め込みすぎたレイアウトは、読み手に圧迫感を与え、伝えたい情報が埋もれてしまいます。余白を十分に取り、見出しと本文の階層構造を明確にし、写真と文章のバランスを整えることで、読みやすくスッキリとしたデザインに仕上がります。1ページに盛り込む情報量を絞り込み、重要なメッセージが一目で伝わる構成を目指しましょう。

プロの写真撮影で企業の魅力を視覚的に伝える

社員の写真、オフィスの風景、事業活動の様子などを、プロのカメラマンに依頼して撮影しましょう。写真の品質はデザイン全体の印象を大きく左右します。フリー素材を使用した会社案内は、どの企業にも当てはまる没個性的な仕上がりになりがちです。自社ならではのリアルな写真は、企業の個性と信頼性を伝えるうえで不可欠な素材です。

表紙のデザインは特にこだわる

会社案内の表紙は、読み手が最初に目にする部分であり、手に取ってもらえるかどうかを左右する最重要エリアです。企業のロゴ、キャッチコピー、メインビジュアルを効果的に配置し、「中を見てみたい」と思わせる表紙デザインを目指しましょう。表紙に写真を使う場合は、企業の事業を象徴するような印象的な一枚を選ぶことが重要です。

用紙の質感と仕上げ加工で高級感を演出する

紙の会社案内では、用紙の種類や仕上げ加工も企業の印象を左右する要素です。マット紙は上品で落ち着いた印象を、光沢紙は華やかで鮮やかな印象を与えます。表紙にのみ箔押し加工やエンボス加工を施すことで、特別感と高級感を演出する手法もあります。用紙や加工の選び方は、制作会社と相談しながら、企業イメージに合った仕様を選びましょう。

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紙の会社案内とデジタル版の使い分け

紙の会社案内とデジタル版にはそれぞれメリットがあり、活用シーンに応じて使い分けることが効果的です。

紙の会社案内の強みと活用シーン

紙の会社案内は、手に取ってもらえる「モノ」としての存在感があり、商談や展示会、セミナーなどの対面の場で効果を発揮します。紙質や仕上げ加工(光沢、マットなど)によって高級感や信頼感を演出でき、デジタルにはない触覚的な体験を提供できます。

デジタル版の強みと活用シーン

デジタル版の会社案内は、ウェブサイトへの掲載やメール添付、オンライン商談時の画面共有など、非対面でのコミュニケーションに適しています。印刷コストがかからず、情報の更新も容易なため、事業内容や組織体制が変わっても素早く反映できるメリットがあります。動画や外部リンクを組み込めるのもデジタルならではの利点です。

理想的なのは、紙とデジタルの両方を用意し、場面に応じて使い分ける運用体制を構築することです。紙版をベースにデザインを制作し、そこからデジタル版を派生させる進め方が効率的です。

ウェブサイトの会社紹介ページとの連携

紙の会社案内やデジタル版とは別に、コーポレートサイトの会社紹介ページも重要なタッチポイントです。ウェブサイト上の会社概要ページは、検索エンジン経由で多くのユーザーが訪れるページであり、紙の会社案内と同等以上の情報量と品質が求められます。紙の会社案内、デジタル版、ウェブサイトの3つを一貫したデザインとメッセージで統一することで、どの接点からでも同じ企業イメージを伝えることができます。

会社案内の制作費用と相場

会社案内の制作費用は、ページ数やデザインのこだわり度合い、写真撮影の有無、印刷部数によって大きく変動します。

費用の相場と内訳

テンプレートを活用したシンプルな会社案内であれば10万〜30万円程度、オリジナルデザインで写真撮影や取材を含む場合は30万〜80万円程度、大規模なコンテンツ企画やブランド戦略を含む場合は80万〜100万円以上が目安です。

印刷費は部数やページ数、用紙の種類、仕上げ加工によって変動し、500部程度で5万〜15万円程度が一般的です。なお、制作費用はページ数と連動する傾向が強く、4ページのシンプルなリーフレットと16ページ以上の本格的なパンフレットでは、費用に2〜3倍の差が出ることもあります。

見積もりを依頼する際は、デザイン費、ディレクション費、撮影費、ライティング費、印刷費がそれぞれいくらかかるのかの内訳を明確にしてもらいましょう。内訳が不明瞭な見積もりは、後から追加費用が発生するリスクがあるため注意が必要です。

費用を抑えるためのポイント

テキスト原稿を社内で作成する、写真撮影を社内で対応する、ページ数を必要最低限に絞るなどの方法で制作費用を抑えることができます。また、会社案内とウェブサイトのデザインを同じ制作会社にまとめて依頼することで、デザインの統一性を保ちながらトータルの費用を抑えられる場合もあります。

会社案内の制作の進め方

会社案内の制作は、企画から納品までを4つの段階に分けて進行します。各段階で行うべきことを整理しておきましょう。

企画・構成の決定

まず、会社案内の目的、読み手、配布場面を明確にし、掲載するコンテンツの構成とページ数を決めます。競合他社の会社案内や過去に自社で制作した会社案内を参考にしながら、今回の制作で特に重視するポイントを整理しましょう。

原稿・素材の準備

構成が決まったら、各ページのテキスト原稿を作成し、必要な写真や図版の素材を準備します。社員インタビューや代表挨拶の原稿は、実際にヒアリングを行ったうえで、読みやすく編集しましょう。写真撮影が必要な場合は、撮影日のスケジュールと撮影場所、出演者の調整を早めに進めます。

デザイン制作と校正

原稿と素材をもとに、制作会社がデザインを制作します。初稿の確認時には、掲載情報の正確性、写真の配置、文字の大きさ、全体のトーンなどを社内の複数人でチェックしましょう。誤字脱字や情報の間違いは、会社案内を通じた企業の信頼性に直結するため、校正作業は丁寧に行う必要があります。

印刷・納品とデジタル版の作成

校正が完了したら印刷に進みます。用紙の種類、仕上げ加工、製本方法を確認し、仕上がりイメージに合った仕様を選びましょう。印刷と並行して、デジタル版の作成やウェブサイトへの掲載準備も進めると効率的です。

制作全体の所要期間は、シンプルな会社案内であれば1〜2ヶ月程度、写真撮影やインタビュー取材を含むオリジナルデザインの場合は2〜3ヶ月程度が一般的な目安です。期日に間に合うよう、余裕を持ったスケジュールで制作を進めましょう。特に撮影のスケジュール調整や関係者の原稿確認に想定以上の時間がかかるケースが多いため、これらの工程には十分な余裕を確保しておくことが重要です。

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会社案内の制作会社の選び方とリニューアルのタイミング

会社案内の制作を外注する際の制作会社の選び方と、リニューアルを検討すべきタイミングを解説します。

同業種の制作実績と提案力を確認する

制作会社を選ぶ際は、自社と同じ業種や用途の会社案内を制作した実績があるかを確認しましょう。過去の制作事例を見て、デザインの品質やコンテンツの構成力を評価します。自社の事業内容を理解し、読み手に響く提案ができる制作会社が理想的です。

ブランディングの視点を持った制作会社を選ぶ

会社案内は単なる情報の羅列ではなく、企業のブランドイメージを形作るツールです。デザインの美しさだけでなく、企業の価値観や強みを戦略的に伝える構成力を持った制作会社を選びましょう。ウェブサイトや名刺など他のツールとの統一感を含めたブランディング提案ができる会社であれば、より効果的な会社案内を制作できます。

リニューアルを検討すべきタイミング

会社案内は制作から3年以上が経過すると、デザインの古さや掲載情報の変更点が蓄積してきます。事業内容の変化、組織体制の改編、ブランド戦略の見直し、ロゴやカラーの変更などがあった場合は、リニューアルのタイミングです。また、営業現場から「今の会社案内では自社の魅力が伝わりにくい」という声が上がった場合も、見直しを検討する好機と言えるでしょう。

リニューアルの際は、過去の会社案内をすべて捨てるのではなく、効果的だった部分は残しつつ、改善が必要な部分を刷新するアプローチが効率的です。営業担当者や取引先からのフィードバックをもとに、現行版の課題点を洗い出してから制作に着手すると、より実用的な会社案内に仕上がります。

まとめ:会社案内は「企業の顔」として戦略的に設計しよう

会社案内は「企業の顔」として戦略的に設計すべき、極めて重要なコミュニケーションツールです。取引先、顧客、求職者、投資家など、企業に関わるすべてのステークホルダーに自社の価値と魅力を伝えるために、目的を明確に定め、読み手の視点に立った情報設計とブランドイメージに沿ったデザインで仕上げることが求められます。

本記事では、会社案内の目的と役割、掲載すべきコンテンツ、デザインのポイント、紙とデジタルの使い分け、制作費用の相場、制作の進め方、そして制作会社の選び方とリニューアルのタイミングまで解説しました。会社案内は一度作れば終わりではなく、企業の成長に合わせて定期的に見直すべき経営資産です。

会社案内を制作する際に最も大切なのは、「何を伝えたいか」だけでなく「読み手が何を知りたいか」という視点で情報を設計し、企業のブランドイメージと一貫性のあるデザインに仕上げることです。企業の顔となる会社案内を通じて、自社の魅力を最大限に発信し、営業活動や採用活動、ブランディングに活用していきましょう。

会社案内の企画やデザインにお悩みの方は、マーケティング視点とブランディングの知見を活かしたプロへの相談をおすすめします。Epaceでは、会社案内のコンセプト設計から原稿作成、デザイン制作、写真撮影の手配、ウェブサイトとの連携設計まで一貫して支援しています。紙の会社案内からデジタル版の制作まで、企業の魅力を最大限に引き出す会社案内の実現に向けて、まずはお気軽にお問い合わせください。

また、Epaceはこれまで200社以上の企業のWebマーケティング支援を行ってきた実績があり、そのノウハウを活かして中小企業向けのWebマーケティング支援を提供しています。TikTokをはじめとしたSNS運用はもちろん、集客戦略の立案、コンテンツ制作、広告運用、内製化支援、データ分析まで一貫してサポートし、お客様の課題や目的に合わせた最適な施策をご提案いたします。

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